☆☆☆☆
三つの話が微妙に絡み合った本。一つは食べ物に関するエッセイ。もう一つは父について、そして最後は生まれ育った倉敷について。そして、間にその倉敷の「旅館くらしき」の女将が出した私家版「倉敷川 流れるままに」の一部が原文のまま紹介されているが、これまた旅館女将物語のようでおもしろい。
介護施設に入っているお父さんにときには目先の変わったものと思い、デパートで松花弁当や焼き鳥を買って持っていくと箸が進まないので「なぜ」と聞くと「ここの生活には目新しいものはないほうがいいと思うとる」と胸に刺さる言葉が・・・。
そして、お父さんの具合が悪く延命治療の選択内容について、洋子さんが主治医から細かい確認を受けてるとき、看護師さんが近づいてきて主治医に渡した紙片には、メモの走り書きが「ビスコが食べたいそうです」。えっビスコ?あのビスコ?表へ飛び出し、あの赤い箱を買いに走ったそうです。
さて私が、最後に食べたいものは何なんでしょうか。「アーモンドチョコ」「甘納豆」「あんぱん」直ぐに買えるようにコンビニにあるものにしなければ、またまたこってり味の「鰻」とか食べつくしたであろう「うどん」とでも言うんでしょうか。
日々の生活は食と密接にかかわっていますな。
介護施設に入っているお父さんにときには目先の変わったものと思い、デパートで松花弁当や焼き鳥を買って持っていくと箸が進まないので「なぜ」と聞くと「ここの生活には目新しいものはないほうがいいと思うとる」と胸に刺さる言葉が・・・。
そして、お父さんの具合が悪く延命治療の選択内容について、洋子さんが主治医から細かい確認を受けてるとき、看護師さんが近づいてきて主治医に渡した紙片には、メモの走り書きが「ビスコが食べたいそうです」。えっビスコ?あのビスコ?表へ飛び出し、あの赤い箱を買いに走ったそうです。
さて私が、最後に食べたいものは何なんでしょうか。「アーモンドチョコ」「甘納豆」「あんぱん」直ぐに買えるようにコンビニにあるものにしなければ、またまたこってり味の「鰻」とか食べつくしたであろう「うどん」とでも言うんでしょうか。
日々の生活は食と密接にかかわっていますな。
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