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「落語ファン」を卒業いたします。「ファン」とは何か。ファンとは自分はそれでなく、それをするものでないが、それが好きであるという人間のことと。「阪神ファン」「大相撲ファン」とかがそうであり、逆に自分がそれであったり、それをする者のことを「ファン」と呼ぶことはない。生け花をするご婦人が人の生けた花を観賞しても「生花ファン」とは言わないし、日曜画家が本職の展覧会を見に行っても「絵画ファン」「美術ファン」とは言わないのと同じように・・・。
この頃、私も素人「落語」をするようになって、それいくと「落語ファン」は卒業して、単に「落語好き」とさせていただこうと・・・なんやかんや、言うているうちに、だんだんおかしくなってきましたな。
数字の書き方で、よく私も悩みますが二三年前(にさんねんまえ)と言う時、どう書くのか、これでは二十三と思われるのでは、でも筆者は縦書きなのに「十日」が「一〇日」、「六十歳」が「六〇歳」と了解もなく変えられていたと。「二八そば」「四六のガマ」は?「明治二八年」、「家が四五百軒の村」、アラビア数字と、漢数字の使い分けはやはり悩みますな
こんなこだわりが次々でてくる、おもしろい本でおます。どこでこの本を知ったのか、たぶんインスタグラムか何かで知ったんでしょう。図書館で借りているのは、中を確認してない証拠。でも、まずは、本屋ではよう見つけられないなかなか読み応えのある本でおます。
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