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戦後の芸能界を、それも芸能の演芸、映画、音楽、歌、だけではなく、政治、経済、出版、迄、世俗的歴史を詳しく紐解く。私が生まれたのが昭和27年。まさにうら覚えのことばかり、懐かしい限りです。
美貌の女優たちは、雑誌「平凡」の発刊とともにアイドル化され大いにスター化されていく。映画の成長、五社協定、興行とやくざのしがらみ、新しいことにチャレンジしてプロモーション化した渡辺プロダクション。など、整理、自然淘汰されたとは言え、今のジャニーズの巨大化の芽はこの当時からふつふつの芽生えていたんですな。
懐かしさで、昭和31年度の流行歌ベスト10をあげときます。
①大津美子「ここに幸あり」、②曽根史郎「若いお巡さん」、③三橋美智也「哀愁列車」、④三橋美智也「リンゴ村から」、⑤島倉千代子「東京の人さようなら」、⑥石原裕次郎「狂った果実」、⑦ペギー葉山「ケ・セラ・セラ」、⑧鈴木三重子「愛ちゃんはお嫁に」、⑨コロンビア・ローズ「どうせひろった恋だもの」、➉美空ひばり「波止場だよ、お父つあん」
四歳の時の歌ですが、口ずさめるのはなぜでしょう・・・・。
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