桂離宮の参観許可が当たったので、嫁さんと早朝7時に家を出発、
南海バス、JR、阪急、と乗り継いで10時の参観に桂離宮へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/21/73d94fad8a2a804f07b9fcf4c54343d9.jpg)
桂離宮
桂離宮は、後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により、
宮家の別荘として創建されたものである。
17世紀初頭にこの地を得られて後、元和元年(西暦1615年)頃に、
山荘の造営を起こされ、数年ほどの間に質素のなかにも格調高い
桂山荘を完成されている。
八条宮家はその後、常磐井宮、京極宮、桂宮と改称されて明治に至り、
明治14年(1881年)十二代淑子内親王が亡くなられるともに絶え。
宮家の別荘として維持されてきた桂山荘は、明治16年(1883年)
宮内庁所管となり、桂離宮と称される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/05d6e5a88a285abf312cf0b142443d1c.jpg)
御幸門
この反対側に、表門があり、桂離宮の正門である。
外人さんも多く、ご参観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a4/760fa9ababf1bb8b68345795d5a55651.jpg)
各茶室に入るまでは、なかなか一望できぬように垣根で遮断されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/0c/57663a06c06fb9bcef19646911f201c0.jpg)
外腰掛から松琴亭を望む。
池の左手前が“州浜”黒い扁平な石が敷き詰められれ、先端に灯籠を据えて
岬の灯台に見立て海を演出し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b8/cf3a93bb5fd896ed463cfa00fb1b3bc3.jpg)
その先の中島は、天の橋立に見立てたものと・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/5da90697f58ca1941200523ed592233a.jpg)
灯籠
桂離宮には、随所に灯籠があるが、足下と照らすのと、夜舟での行き来の際の
灯台替わりで、写真のように頭だけの低いものとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/4b/9bf43ca15fb93cf8bc1c3d01cd88c988.jpg)
松琴亭
特に冬の茶事に使われたようで、大きなかまどがあり、
防寒に備えた造りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3c/602f27ea2cce98cbed0c2894917cc101.jpg)
賞花亭へ行くまでの、両方は苔で覆われた一本の切石を渡した橋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/50/e4ca1e359c9622928aa8eba085b73b7b.jpg)
国林堂
賞花亭の山裾にある、本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d0/6201a36e642ca23da02b6aa242daddbe.jpg)
笑意軒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f1/09b5b05af427b1fae0c545a9299aaa34.jpg)
“笑意軒”の扁額は、曼殊院良恕法親王のお筆。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/aa/8bcf7220db09345c018587d3274559fd.jpg)
月波楼
高みにある茶亭で、解放的で月を観るのに良い位置にあり、
池を眺めながら、風通しも良さそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ae/be222ddaafa035d7e454f3414d6f8b97.jpg)
御輿寄
書院の玄関で、今までには見られなかった切り石の造り。
一番上には、一枚石の沓脱があり、六つの沓を並べられることから
“六つの沓脱”といわれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f2/4c23f354163d270086a1c6c3456b1aa9.jpg)
住吉の松・・・とか。
書院へ向かう際、池からの風景が見えぬように、
視界を遮るための松、すべておもてなしの精神で、細かい配慮が随所に・・・。
宮内庁の方のガイドにより、約一時間の参観、ゆっくり、じっくりと
十分楽しませてもらいましたで・・・・・
舟を浮かべての、夜の離宮も見たいもんですが、無理ですな・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのあと、昼食を愉しみに、嵐山に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/52/412729fa07a188e5550611aa5ffa1a76.jpg)
嵐山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4d/ef8f403043a093b7108bbb45e61ba194.jpg)
渡月橋
凄い、人でいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b0/d09a21ac65b5bd29944a5d9db23dfc10.jpg)
豆腐料理 松ヶ枝
候補にあげていた3軒の中の一軒。
人気蕎麦屋“よしむら”プロジュースの豆腐料理店。
昼時でしたが、ラッキーにもすぐに入れて、嫁さんもご機嫌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/39a298e01033206aa53c8bcdfa3709f3.jpg)
先付・淡い美味しさの湯葉に、もちもち感の生麩の田楽、今が旬の菜の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d1/3b3dbc9f35ad437c494cc596db0326be.jpg)
筍とわかめの若竹煮、私にはもってこい、おなかに優しい豆乳スープ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fe/03966d77c6187ce064daf1d64e481f2a.jpg)
白と緑のコントラスト、市松模様の湯豆腐。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ea/9946dc36eed8efed222661946ef5dd7c.jpg)
天ぷらも、手術後、初挑戦、何ともなかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/65/e345c4dd8be3fd55c83915b913bba5ab.jpg)
なかなかの腰があって旨い、隣の人気店“よしむら”の蕎麦。
そば湯もどろり、おなかに優しく、完食でした。
あと、豆乳小倉のデザートが・・・
味といい、量といい、お値段といい、お値打ちで三拍子良しでおました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f8/6e31cad9797960dce16f255fe8624643.jpg)
あとは、天龍寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/20/f776e604cf2d13ebdfd2bed1c93b2fec.jpg)
有名な、庫裏(達磨図)、の大衝立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/8fbf9689ddfa8489b16bdc5ca7d10b2f.jpg)
曹源池庭園、庭と背後の景色が一体に、借景でおます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/38/df0d79d4c5291177b18a447edc912ddd.jpg)
龍の襖絵。特別公開で天井画も見れたのですが、500円を惜しんで入らず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e6/65730086978e8d4efabc49a5d01fd926.jpg)
床の間の絵にも、達磨さんが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2a/a2fff2c853b8c40758459ce9bd3c280b.jpg)
嵐電
これに乗って、大宮へ、そこから錦市場、そして河原町で京都に住んでいる息子と合流。
夕飯を一緒に食べて、京都みやげを買って、家路に・・・・充実の一日が終了、
延べ2万1000歩でおました。
来月は、修学院離宮でおます。
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南海バス、JR、阪急、と乗り継いで10時の参観に桂離宮へ。
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桂離宮
桂離宮は、後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により、
宮家の別荘として創建されたものである。
17世紀初頭にこの地を得られて後、元和元年(西暦1615年)頃に、
山荘の造営を起こされ、数年ほどの間に質素のなかにも格調高い
桂山荘を完成されている。
八条宮家はその後、常磐井宮、京極宮、桂宮と改称されて明治に至り、
明治14年(1881年)十二代淑子内親王が亡くなられるともに絶え。
宮家の別荘として維持されてきた桂山荘は、明治16年(1883年)
宮内庁所管となり、桂離宮と称される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/05d6e5a88a285abf312cf0b142443d1c.jpg)
御幸門
この反対側に、表門があり、桂離宮の正門である。
外人さんも多く、ご参観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a4/760fa9ababf1bb8b68345795d5a55651.jpg)
各茶室に入るまでは、なかなか一望できぬように垣根で遮断されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/0c/57663a06c06fb9bcef19646911f201c0.jpg)
外腰掛から松琴亭を望む。
池の左手前が“州浜”黒い扁平な石が敷き詰められれ、先端に灯籠を据えて
岬の灯台に見立て海を演出し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b8/cf3a93bb5fd896ed463cfa00fb1b3bc3.jpg)
その先の中島は、天の橋立に見立てたものと・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/5da90697f58ca1941200523ed592233a.jpg)
灯籠
桂離宮には、随所に灯籠があるが、足下と照らすのと、夜舟での行き来の際の
灯台替わりで、写真のように頭だけの低いものとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/4b/9bf43ca15fb93cf8bc1c3d01cd88c988.jpg)
松琴亭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/86/87a6cf3b48d0f58a59113c610faa946a.jpg)
防寒に備えた造りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3c/602f27ea2cce98cbed0c2894917cc101.jpg)
賞花亭へ行くまでの、両方は苔で覆われた一本の切石を渡した橋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/50/e4ca1e359c9622928aa8eba085b73b7b.jpg)
国林堂
賞花亭の山裾にある、本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d0/6201a36e642ca23da02b6aa242daddbe.jpg)
笑意軒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f1/09b5b05af427b1fae0c545a9299aaa34.jpg)
“笑意軒”の扁額は、曼殊院良恕法親王のお筆。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/aa/8bcf7220db09345c018587d3274559fd.jpg)
月波楼
高みにある茶亭で、解放的で月を観るのに良い位置にあり、
池を眺めながら、風通しも良さそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ae/be222ddaafa035d7e454f3414d6f8b97.jpg)
御輿寄
書院の玄関で、今までには見られなかった切り石の造り。
一番上には、一枚石の沓脱があり、六つの沓を並べられることから
“六つの沓脱”といわれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f2/4c23f354163d270086a1c6c3456b1aa9.jpg)
住吉の松・・・とか。
書院へ向かう際、池からの風景が見えぬように、
視界を遮るための松、すべておもてなしの精神で、細かい配慮が随所に・・・。
宮内庁の方のガイドにより、約一時間の参観、ゆっくり、じっくりと
十分楽しませてもらいましたで・・・・・
舟を浮かべての、夜の離宮も見たいもんですが、無理ですな・・・。
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そのあと、昼食を愉しみに、嵐山に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/52/412729fa07a188e5550611aa5ffa1a76.jpg)
嵐山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4d/ef8f403043a093b7108bbb45e61ba194.jpg)
渡月橋
凄い、人でいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b0/d09a21ac65b5bd29944a5d9db23dfc10.jpg)
豆腐料理 松ヶ枝
候補にあげていた3軒の中の一軒。
人気蕎麦屋“よしむら”プロジュースの豆腐料理店。
昼時でしたが、ラッキーにもすぐに入れて、嫁さんもご機嫌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/39a298e01033206aa53c8bcdfa3709f3.jpg)
先付・淡い美味しさの湯葉に、もちもち感の生麩の田楽、今が旬の菜の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d1/3b3dbc9f35ad437c494cc596db0326be.jpg)
筍とわかめの若竹煮、私にはもってこい、おなかに優しい豆乳スープ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fe/03966d77c6187ce064daf1d64e481f2a.jpg)
白と緑のコントラスト、市松模様の湯豆腐。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ea/9946dc36eed8efed222661946ef5dd7c.jpg)
天ぷらも、手術後、初挑戦、何ともなかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/65/e345c4dd8be3fd55c83915b913bba5ab.jpg)
なかなかの腰があって旨い、隣の人気店“よしむら”の蕎麦。
そば湯もどろり、おなかに優しく、完食でした。
あと、豆乳小倉のデザートが・・・
味といい、量といい、お値段といい、お値打ちで三拍子良しでおました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f8/6e31cad9797960dce16f255fe8624643.jpg)
あとは、天龍寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/20/f776e604cf2d13ebdfd2bed1c93b2fec.jpg)
有名な、庫裏(達磨図)、の大衝立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/8fbf9689ddfa8489b16bdc5ca7d10b2f.jpg)
曹源池庭園、庭と背後の景色が一体に、借景でおます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/38/df0d79d4c5291177b18a447edc912ddd.jpg)
龍の襖絵。特別公開で天井画も見れたのですが、500円を惜しんで入らず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e6/65730086978e8d4efabc49a5d01fd926.jpg)
床の間の絵にも、達磨さんが。
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嵐電
これに乗って、大宮へ、そこから錦市場、そして河原町で京都に住んでいる息子と合流。
夕飯を一緒に食べて、京都みやげを買って、家路に・・・・充実の一日が終了、
延べ2万1000歩でおました。
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