おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

シネコン!! ソフィアにもあるヨ!

2006-10-18 17:20:16 | まち歩き

Kinoarena のどかな田舎町ペルニックも、少しずつ秋の気配・・・を通り越して冬の気配!! 近所の元気なモミーチェたちはもうブーツ! でも、昼間はまだまだ暖かいです。

さて秋の夜長は何をしようかな~ と、インターネットを見てみるとブルガリアの映画館の上映予定が出てきました。ソフィアで一番新しくてキレイでしかも高くて有名なのが「アレーナ」!! 小さな映画館がいっぱいくっついている、いわゆるシネマ・コンプレックスです。ここはお給料がいいのも有名で、普通の人が一ヶ月にもらえる給料が150レバ(10500円くらい?)、良くても300~400レバ(21000~28000円くらいかな?)なのにアレーナは550レバ!! (近所のおばあちゃんが、「孫がここで働いているのよ。」と誇りに思っている様子だったなあ・・・) 先にそのうわさを聞いていたので覚悟はしていましたが、やっぱり高い入場料!! 映画にもよりますが6レバもします。こちらの月給とくらべるとずいぶん高いことになりますよね~。(でも、日本の封切館の値段からはずいぶん安いし、アメリカで公開になるのと同時にこちらでも封切られることも多いので旅行の際に試してみては? 日本より早く、安く見れたりして・・・)

上映中の映画は・・・ おおお~!!!(喜)「ワイルドスピード3 TOKYOドリフト」をやってるゾ!! 実はドリフトには全然興味はなかったのですが、ソフィアで東京と付く物は、たとえハリウッドの作る?な日本観でもいい!! 見てみたい!という衝動に駆られたのでした。ちなみにブルガリア語で題名は「ブルジ・イ・ヤロスティ」=スピードと怒り?? かな?

ソフィアに2つあるアレーナのうち、リューリンにあるほうに行ってみました。駐車場はガラガラ。中もお客らしい人はほとんどいません。平日の夕方ってこんなもんかしら?そこへ小学生くらいのガキンチョたちが引率の先生の言うことも聞かず「ワア~!!」となだれこんできました。ゴスポジャータ(女の先生)が大声で起こってたりしましたが、どこ吹く風。と、アレレ~?その子達、私と同じほうへ行く!! まさか・・・同じの見るの?? と思ったら、となりに入っていきました。ホッ!! (学校の引率つきで車がぶっ壊れる映画なんか見ないよね。でも、何見たんだろう??)

が、しかし入ってみると・・・何と、私だけ。本当に私だけ!!! チケットには一応席番号が書いてあったのですが、これなら満席になることもないだろうと思いっきり見やすいところに陣取りました。プカンキ(ポップコーン)とコーラをにぎりしめ、ワクワクと上映開始を待ちます。でもだれも後から入ってきません。小学生たちと見るのもうるさそうだけど逆に一人っつーのもど~も・・・さびしい。そのまま上映が始まりました。

いや~、一瞬とはいえ妻夫木くん。ひさびさに見たなあ~。千葉真一が親分か・・・ あと、渋谷の”三千里薬局”の看板、なつかしい~(今はもうないかな?) それに「そんなわけないでしょ!!」とツッコミたくなる誤解がたくさん! お昼の学食が旅館で出される天ぷらの盛り合わせだったし、だいたい高校生が車運転していいのか? ウケるところじゃないのにウケてしまいました。そういえば赤城や榛名でドリフト族が結集していたって、何年か前に聞いたことあるなあ・・・みんなで並んできゅるきゅるドリフトしてたのかな? 内容はとにかく、ネイティブの日本語、日本語なまりの英語が聞けてなんともうれしかったです。

終わって出るときは「ソット」という警備会社のお兄さんとアレーナの従業員が出口へ先導します。私だけなのに・・・恐縮です。

でも、たまには笑える映画もいいですね。(ん?コメディじゃなかったけど。)次は予告編に出てきたカザフスタン映画!! 楽しそうだから見たいなあ・・・。後でわかったことですが、これってカザフスタン映画ではなく、アメリカのコメディ・ショーの映画版なんだそうです。でも予告編のカザフスタンの彼(ボラート)の家や人々の様子がブルガリアのセロ(村)に似ているので、本当にカザフスタンだと思ってしまいました!

コメント (3)
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