おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

スリから身を守る方法?!

2008-04-03 20:52:43 | まち歩き

面倒なことにはあまり手を出さないのがブルガリアのみなさん。積極的に新しいこと、たとえばビジネスを始めようともせず、また、警察の厄介になるような犯罪にもあまり手を出さない・・・はずだったのですが、ここ1年ほどの間にだいぶ窃盗、スリなどが増えてきました。日本の大都市圏よりはまだまだ安全で、手口も「カワイイ」ものばかりですが、やっぱりコワイ!!

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理由の一つにあげられるのが、ロマの人たちへの「ソツィアルナ・ポモシュト」つまり生活保護がなくなること。以前からロマの女の子たちや子供たちのグループがバスの中や通りでスリを働いていましたが、これからもそれは増えそうです。特にソフィア市内でもよく込み合う路線は要注意!! ウチのすぐ近所を走っている111番のバス(これって、「地球のXき方」に「国立歴史博物館」に行くのに使う、と書かれているんですが・・・)も要注意です。リュックなんかを背中にしょっているとあっという間です!! でも、最近は信頼できそうに見える人でもアブナイ!! ウチの大家、バーバ・エンカはバスの中で見知らぬ女性から「こんな医療保険があるんですよ、見てください」と言われ、ビラを見ている間にかばんの中からお金やりチュナ・カルタ(IDカード)など全部入っている財布を抜き取られてしまったんだって。「結構キチンとした身なりの人だったのにそんなことをするなんて・・・」と、こういうことには慣れてるはずのブルガリア人エンカもショックを隠しきれない様子・・・

身内だって油断大敵!! 「出来心」かもしれませんが、親の貯金を使い込んだり、財布からお金を盗んだり、はたまたケータイを無断利用する・・・なんてコトは本当によく聞きます。本当に必要なら許可を取ろうネ!! と言いたい!!

で、用心深いブルガリア人はどうしてるの? 頻出のヒゲおじさんバリュは典型的です。彼はリチュナ・カルタを入れるプラスチックのケース(免許証入れみたいな)に10レバ、ジャケットの内ポケットに財布、ズボンのポケットにもお札を何枚か・・・など、分散させて持ち歩いています。時々どこに入れたかを本人も忘れてるようで、出しながら「お~っ! あったあった!」と喜んでたりして・・・ 全部自分のお金なのになんだか得したかのような喜びよう(笑) ウチの隣人とは別のターニャ(ターニャと言う名前の知り合いが10人くらいいるんですが・・・)は最近ご主人を亡くされたのですが、遺品のジャンパーやズボン、その他ありとあらゆるところからポロポロと隠していたお金が!! 合計なんと160レバ(!)見つかったそうで、「まだあるかもしれない」と言ってました。こうやって、もし仮に1ヶ所スられたとしてもほかの場所にある!という安心感。なるほどね~!! これを見て、私も大きな財布はやめて、少しずつ、いろんなところにお金を入れるようになりました。でも、これから夏にかけて薄着になり、ポケットの少ない服に変わっていくのでお金の隠し場所は少なくなるな~。

ブルガリアでもお年寄りからだまし取る「オレオレ詐欺」(何と日本大使館を巻き込んだ事件もあったんだって!!)、外国人観光客を相手にした「睡眠薬強盗」なんかが流行ってるんだとか・・・ こういうご時勢だから気をつけよう!!

コメント (3)
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