おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

「マイコ~詐欺」・・・ブルガリアの「オレオレ詐欺」\('д');/

2008-11-08 17:23:54 | ブログ

ある日のランチに友人のボビーとイヴォ親子にお呼ばれになり、ウチの下に住むターニャ(彼らの友人でもある)と一緒に行きました。サンドイッチとコーヒーの軽めのランチでしたが手作りのリューテニッツァとパンの相性は最高!! ついつい食べ過ぎてしまいました。

ここの家、息子のイヴォは日本語で言うとたぶん「多発性硬化症」という病気だと思うのですが、車椅子でほとんど外に出ることができません。でもすっごく明るい性格で英語も上手でコンピュータも使うインテリジェントな楽しい友達です。お母さんのボビーも日本に関心があって、「今度はクレチキ(箸)でどう食べるのか教えてよネ!」とニコニコ。

と、そこへ電話のベルが・・・ お食事していた部屋のボビーの席のすぐ横に電話機はあります。すぐボビーが受話器をとりました。が、様子がヘン・・・

「ハァ?誰にかけてるの? 誰のマイコ?」

マイコというのはブルガリア語で母親を指す「マイカ」という語の呼称形で「お母さ~ん!!」と呼ぶときに使います。

「警察に電話するわよ!!」・・・バーン。(と受話器を置く音) 「まったく、モォ~!!」

どうしたの?と聞くと、「まただわ!! ”マイコー、マイコ~ 事故を起こしたからお金がいるんだ~”って、泣きそうな声でかけてきたのよ!! これで3回目よ!!」 えっ!? それって日本で言うところのオレオレ詐欺!!

Goldenpage 「息子のボクはここにいるんだけど(笑)」とイヴォ。「ポカザーレッツ(電話帳)で女性の名前のところを探してかけてるのかなあ・・・ この国の電話帳、1997年から変わってないから・・・」 「イエローページ」ならぬ「ゴールデンページ」という職業別電話帳は最近新しく出たみたいだけど・・・そんなに古いんじゃ「載せたくない」と今希望しても以前の個人情報がタレ流しのままじゃない!まったくアテになんないんだから・・・

最近多いんだそうです。電話だけでなく突然家に男の子が訪ねてきて「娘さんと友達なんだけど彼女にケータイを貸したら返してくれなくって困ってる。50レバすぐに都合してくれ」 たまたまそこの家にそんな年頃の娘がいたりすると親としては 「そりゃ~悪かったね」と疑いもせずにお金を渡してしまったり・・・ でも考えてみると、その理由も50レバという金額もおかしい話なんだけどネ。

警察に摘発されているオレオレ詐欺グループもあるそうですが、追いつかないのが現状のようで・・・日本と同じですね!家族を思う気持ちを利用して、まったくホントに!!!(怒) そういえば日本のうちの親のところにもオレオレ詐欺かかってきたって言ってたな~。用心するようにまた電話しておこう!!

コメント (4)
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