おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリア本の見本市

2009-05-27 14:05:37 | まち歩き

先週の土曜。とてもさわやかな午後。この時期は夜9時近くまで明るいので午後遅くからでも十分ソフィアの中心部でゆっくりできるナ、ということで、ジェンスキー・パザールに行って、それからスタバでも行こうかな?とНДК(ラテン文字ではNDK、エンデカ。国民文化宮殿のこと)方向に歩いていきました。トラムの走るビトシャ通りの歩行者天国には道路の部分までカフェやピザレストランの外席が出されて、いい天気に誘われた人たち!! エンデカの前の公園もたくさんの人たちでにぎわっています。

と、エンデカの入り口になにやら看板。「春の出版見本市」(という趣旨の・・・)?? なんだかおもしろそう・・・ということで入ってみました。なんとエンデカ、いつも前を通るばっかりで、建物の中に入ったこと、今までなかった!! (地下にはいったことあるけど。) 入ってみると、結構広い・・・ 大きな空間が広がっていて、いうなればたくさんのホールがある大きな催し物会場です。お目当ての本の見本市は一番上の階、7階。ちゃんと中扉のある(!)エレベータで上がっていくと、降りてすぐに受付。入場料1レバを払って入ってみました。

7階フロア全体のうち半分、大きな会場2つ分に50以上の出版社がブースを出しています。歴史や言語の教科書、新作小説などから料理のレシピ本、子供のための絵本まで、いろいろな本を出してるのね~。そして見ている人たちも出版業界関係者というよりも、若い人たちや家族連れが以外に多いかなあ。ブルガリア人、本が好きだからね。

会場を周っているうちに見つけたおもしろいもの! 

Papercraft 会場の真ん中あたりにあったブースでペーパークラフトを発見!! ブルガリアの歴史的建造物もあります! アレキサンデル・ネフスキー教会とか、リラの僧院とか・・・ おおっ、なんと我らが田舎町「ペルニック」の唯一の名所(?) 「クラクラ要塞」(の在りし日の姿。今はほぼ、ただの原っぱ。福岡の元寇防塁よりひどいぞ!!)まである!! ブルガリアお土産に、ど~でしょ~!! そんなのに混じってお子チャマ向けの簡単なペーパークラフトも。あれれ?よく見ると・・・「ヴラクチェ・ソニック」?? 「きしゃぽっぽソニック号」ってな感じ!! それってJR九州のソニック号?! よ~くみて見ると確かに赤いJRマークが・・・ JR九州、世界進出か!? 誰かブルガリア人が九州に行って見て感動してモデルにしたのかなァ?

Romskiuchebnik それからこれはつい買っちゃいました。「プラクティチェスキ・クルス・ツィガンスキ・エズィク」=ロマ語実用コース!! ロマ語の文法を説明する本をはじめて見ました! これを興味深げに見ているとおじさんが近寄ってきて、「どこから来たんだ? 何でロマ語に興味があるんだ?」なんて尋ねてきました。

「よくラドミルに行くんだけど、ロマの人いっぱいいるから・・・」と言うと、

「何でこの本が出されたか知ってるか? それはなあ、警察がロマの人たちと接触するためなんだ・・・」 ウ~ム、そうなんだ・・・ 確かに中を見てみると・・・ 「私は警察です」とか、「彼は悪い人ではありません。いい人です」とか・・・ なんだかフクザツ・・・ でも、文法を解説してあるのは貴重だからロマ語を研究している人には価値ありそう。でも、ブルガリア語で書かれてるけど・・・

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする