おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

オペラ座でバレエ!! 「カルメン」!!

2010-07-07 18:50:47 | まち歩き

日本からのお客さんのリクエスト、「せっかくヨーロッパに来るので、演劇とか、何か文化的なことを・・・」 う~む、ご期待に添えるか・・・第一、この時期やってるのかな?

そんなときに地下鉄の駅で、オペラ座に勤めている友人のマリアナと会いました。ちょうどいいところだ! と、尋ねてみると、

Freepaper 「6月の24,25,26日に"カルメン"があるわ。ほらここ(地下鉄構内で配られているフリーペーパー)に書いてあるわよ。バレエだから歌はないけどね・・・ でも、ツィガンカの話よ・・・」

ツィガンカ、つまりロマの女性・・・ 確かに・・・ 「カルメン」、スペインのジプシー女が主人公ですよね。ブルガリア人のロマの女性への見方を裏切らない内容のような・・・ でも、前にオペラ座に行ったときは「魔笛」だったけど、カルメンは見たことないし、そもそもバレエって見たことないなあ。出発前の客人に尋ねてみると「是非行ってみたい」ということだったので最終日の券をおさえてもらいました。先回は2階席だったけど、今度は1階席だなあ・・・

Karmenposter 少し早めにオペラ座に着くように出発し、オペラ座の回りを一回りして見ました。さほど人手も多くなさそう・・・ でも、ソフィアのオペラ座ってなんで玄関が表通りの方を向いてなんだろう・・・ 路面電車の通っている通りの側には通用門・・・ それになぜか極右政党「アタカ(攻撃)」の事務所が建物の一角を占めてて堂々と看板を出してるし・・・ 中に入ってみるとまだ劇場入口は開いてないし。(どうも中で別のことをやっているらしい・・・) 開いたのは開演予定時間の15分前で、前の何か(?)の観客もけっこうそのまま残っています。

開演時間が近づくと、さすがに席がしっかり埋まってきました。さすがに今シーズンの最終公演です。前のときはけっこう空いていた2階席もびっしり。ほぼ10分遅れで始まりました。1階席のほぼ最後列からだけど、生オーケストラじゃないから上から見るよりステージが真正面に見えて、けっこう迫力!これでお値段は8レバ(500円くらい)ですから。それにステージ脇の一番高いであろうボックスも一つ埋まっています。

最初の演目・・・ どこかで聴いた音楽が・・・ ずいぶん前に「上司に恵まれなかったら・・・お~XX」の音楽だ。ホントに教養がなくてすみません。チャイコフスキーのセレナーデ、ですね。あ、けっこう背の高い女性ダンサー、多いかな?

幕間ではホワイエでシャンパンをいただこうかと思ったのですが、売り切れ・・・ じゃあ、他のは?と思ってみるとカウンターの上に置かれていたのは紙パックに入った普段飲みの白ワイン・・・ じゃあ、いいか、ここで飲まなくても。

「カルメン」は闘牛場をモチーフにした舞台のセットが・・・ でも、たぶんオペラのセットはもっと複雑なんでしょうね。あんまりよく分かりませんが、一つ一つの動きに感情や表現があるんでしょう。ちなみに日本でバレエダンサーを目指していた友人(女性)がいたんだけど、彼女は身長が高すぎて(172cm)パ・ド・ドゥやリフトができない、という理由であきらめた子がいましたが、ブルガリアだったら問題なかったんジャン? でも、やっぱり主役級の男性ダンサーはそんなに大きくなかったし、何せ女性ダンサー達は顔が小さくて手足が長~~い!! 主役を張る男性ダンサーの跳躍とターン、「カルメン」を演じる女性ダンサーの妖艶さと大胆さ!! すべてがダンスだけで表現されているのがスゴイ!! それにオペラより短かったし(笑) それから「牛」役のダンサーがいたんだけど女性で、コスチュームが白黒だった・・・ いくらなんでも白黒の牛は闘牛には出ないとは思うんだけど・・・

Crowd ソフィアのオペラ座の今シーズン最後の舞台は、何でも30年ぶりの「カルメン」だったとか。大喝采とスタンディングオベーションで終わりました。興奮冷めやらぬ観客であふれるオペラ座前。まだまだ空は明るく、ソフィアの中心街にそぞろ歩きや軽く一杯、と行きたい気分・・・ 大きなインドアのアトラクションがフィナーレを向かえ、人々の気持ちが本格的に暑い夏のビーチ・リゾートに向かうのがはっきり分かる夕べでした。