おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

静かな山あいで1泊・・・①メルニックのステキなホテル

2010-07-08 19:40:01 | まち歩き

日本から来てくれた友人たちのリクエストでちょこっとギリシャにも行こう♪ということになりました。つい先日も国境近くのサンダンスキまで行ったばかり。その上あそこはホテル代が高いということが分かっていたので、もう少し手頃で、ギリシャ国境に近いところに泊まることにしました。

Infrontofbolyarka2 Melnik ペトリッチという町もありますが・・・ ここは予言者として有名な呪術師バーバ・ヴァンガで有名!! もう亡くなって今は孫があとを継いでいるらしいけど・・・ 日本人的には最近ハヤリの「パワースポット」なのかもしれないけど、なんともね。ちょっとコワい? ゴッツェ・デルチェフという、バンスコから少し入った街からギリシャに入る手もあるけど・・・ あとはメルニック。でもメルニックは何回も行ってるしなあ~・・・とワタシ。

「でも、私たちは行ってないからどこでもいいよっ!!」ということなので、じゃあ、一番有名で宿泊施設もたくさんあるメルニックにしよう!!

ソフィアからギリシャ国境に向かう国道E79号線。サンダンスキを過ぎてからメルニック方面に曲がります。この辺まで来るとまわりの景色はかなりソフィアと違って、乾いた感じの低い山とぶどう棚、そして少しぬめっとした暑さ!! でも猛暑ではない、この不思議な心地よさ・・・ といっているうちにメルニックに着きました。

もうそのときは夕方6時近く。早く本日の宿を決めないと・・・ と街の奥のほうへ車で入って行きました。ホテル、ゲストルームの表示は数知れず、と、かなり上のほうまで来たとき、一軒のホテルの前に。ホテル「ボリャルカ」・・・ 某「地球のXき方」にも出ているところです。おいくら?実は今回の旅行は大所帯!! ウチのシュコーダ・フェリシアちゃんは5人満員!! つまり5人一緒の大部屋か、または2+3の二部屋になるか・・・

Infrontofbolyarka フロントに行くとちょうどオーナーが。葉巻を吸ってて大きなSUVから降りてきたところで、値段を尋ねてみると、「3人部屋が満室だから、一番高いアパートメントタイプの部屋、本当は100レバだけど朝食付きで90レバでどう?二人部屋は朝食付きで50レバにしとくよ。」 朝ごはんつきでこの値段ならリーズナブルかな。5人で泊まって朝食付きで140レバ(=70ユーロ)です。葉巻のオーナー曰く、「ウチには日本の大使も泊まったんだゾ。ウチのホテルはメハナ(食堂)を併設してるんだ。朝食はそこでネ。あ、夕食もそこでどう? 本格的だヨ!!」

っつっても、一応来たんだし、ちょっと散歩がてら夕食のレストランは決めることにしよう・・・ まずはチェックインして荷物を部屋に置き、しばらく休んでから散歩に出かけることにしました。

Roombolyarkaworldcup 部屋のテレビではサッカー・ワールドカップ。イングランドがドイツにボコボコ(?)にやられて、つまんない・・・ 今回、ドイツは強かったけど、もう負けちゃったか。あの有名な予言タコのパウル君の予言通りに・・・ あんまりきっちりドイツの負けを予言して、当たっちゃったもんだから、タコのパウル君、「パエリアかサメのえさにしちまえ!!」って言われてるんだって・・・

その日は日曜日の夕方・・・ 静かに日が傾き始めています。ふと見ると、元ホテルだったっぽい建物に「プロダバ・セ」の表示・・・つまり「売家」。表示してるのは大手の不動産屋。おそらく抵当に取られてしまったんではないか・・・ 道を行くとどのレストランもおみやげ屋さんも必死っぽい。でも、逆に今は他の国のリゾートに行くより、物価の安いブルガリアに来る外国人、多いんじゃないかなー?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする