暑いからってアイスクリーム・・・ってワンパターン?! そう思うことってありますよね。自宅でフリーザーからファミリーパックのアイスを大さじですくってよそうとき、何を添えます?
コーンフレークを下に敷いて、アイス、チョコソース、バナナ・・・なんてパターンもいいですもんネ!私は・・・というと
最近のお気に入りは自家製スイート・バーニッツァにバニラアイスのせ!! バーニッツァの中身はトルコ発祥の有名なお菓子、ロクムです。以前にレストランで食べたのを思い出しつつ作ってみました!! (写真は前にレストランで食べたロクム入りのバーニッツァです)
ロクム・・・ 別名「ターキッシュ・ディライト」(トルコの悦び)・・・ ちなみにギリシャでは「グリーク・ディライト」(この同じお菓子をギリシャ人に「これはトルコのお菓子だ」というのは禁句だそうです・・・)。ブルガリアでも一般的なお菓子で、箱入りで、普通の味、クルミが入っているの、フルーツ味に、バラの絵が箱に描かれている「花(?)味」(ローズウォーターを入れているのかな?)があります。が、さすがに「ブルガリアン・ディライト」とは書かれてませんでした(笑)
食感は日本のゼリー菓子や求肥に近いのですが、加熱調理して別のスイーツに使うのもこちらでは一般的です。こちらの女性は日本人がお米を研いで炊くのをみーんなができるように、ケーキや丸パンなどを手軽に作って楽しみます。ロクムはそのトッピングにちょうどいい!! コズナック(パネトーネに似た甘いパン)、普通の小麦粉を使ったケーキ、カチャマック(とうもろこしの粗挽き粉)やグリス(小麦の粗挽き粉)といった、どこの食料品店でも手に入る素材であっという間にできるスイーツにロクムをトッピングしたり、混ぜ込んだり。またはコリ=バーニッツァの皮を自分で伸ばしたり、買ってきたりして、そこにロクムを並べてくるくる巻いてオーブンに!! もちろん、アイスクリームにそのままのっけてもいいでしょう。
トルコやバルカン地方のスーツって、甘いみつをしみこませて冷やしていただくこともできるのですが、私はすーっごい甘党というわけではないので、あえてロクム入りバーニッツァをパリパリのままアイスクリームをのせてます。
日本でも試して見たい? バーニッツァの皮、ギリシャのフィロ(またはパートフィロ)ならネットで通販もあるみたいだし、パイの皮で試してみてもいいかも!お試しあれ!!