TGVでボルドーに到着後、後輩夫婦がボルドーの中心部にある「メゾン・デュ・ヴァン」に連れて行ってくれました。ここには「エコール・デュ・ヴァン」つまりワイン学校もある公共の施設ですが、夕方からはワインバーになります!!
ボルドー周辺のいろいろな地区から集められたワインをリーズナブルな値段で試すことができるのです!!
後輩の旦那さんもこれまた同郷なのですが、彼がいろいろ、「コレ、おススメっすね~っ♪」といろいろ説明してくれました。
どれもきっとおいしいでしょうから何でもいいヨ~んっ!貴腐ワイン「ソーテルヌ」の甘~い感じにホッコリ・・・ おいしいねえ~っ!! 「コレにはフォアグラのパテが合うんスよ~っ!!」
で、口の中でまろやかーにとろけて、また一口ワイン・・・ んん~♪♪ おっいっしいい~っ!! フォアグラの油のまったりした味が舌の上で甘く感じられ、それが貴腐ワインの甘さと合うんですね~!! お手頃に、普段は口にも手にも届かないワインをいろいろ勉強できてウレシ~!!
泊めてもらったのは後輩の家ではなく、彼らの友達でアフリカ出身のコリレーの住む、市内中心部、「グロッス・クロッシュ」のすぐそばでした。ハロ~!! 彼女の住んでいるアパートも歴史いっぱいの建物で、築300年!! もちろんお部屋の中は現代的に改装されてますし、すぐ下には日本人シェフのレストランがあります。
(ボルドー滞在中に行ってみたかったんだけど、いつも前を通る時にはカウンターしか空いてない状態で・・・ 日本人観光客やボルドー在住のアジア人ではなく地元フランス人のお客で埋まっているのが印象的でした。)そして・・・
このすぐそばがヨーロッパで一番長いと言われるホコ天通り!! カフェやブティックなどいろいろなお店が並びます。ちょうど秋物から冬ものへの入れ替えでちょっとしたセールをしていました。また、その通りから入る一角がモールのような感じになっていて、そこに、たぶんボルドー初のスタバ(!!)に長蛇の列!!
スタバの横にはマックにお寿司!! そして「スーパードライ・極度乾燥(しなさい)」・・・
イギリスのブランドらしいけど、日本語で書いてあって(なぜ「(しなさい)」とカッコつきで命令形なのかは?)、そこがヨーロッパ的にはカッコイイらしい。
この街はパリと違って結構小さくまとまっています。ホコ天の始まりの「ヴィクトア」広場のアーチから大きなマルシェの裏側のあたりの一角にはアラブ人やアフリカ人の多い地区があり、アラブなマーケットがあります。どうやらブルガリア人もいるらしく、昔のマルシェの建物を利用した公民館のような施設には「ブルガリアのダンス講習会」のオススメが「合気道」のオススメと一緒に並んでいる・・・
このあたりの通りに市の立つ日曜日はまるで・・・
まるでウチのリューリンやジェンスキー・パザールのような雰囲気!! ここ在住の日本人には少しヤバくうつるんでしょうか? 後輩は、「アラブ街は治安はあまりよくないですヨ(でも、そこをボルドー全体として、夜の女性の一人歩き出なければほぼ大丈夫・・・)」と言いますが、ブルガリアってこんなトコだもんネ~。(ただ、ブルガリアではワタシはもう地元民のように感じてるけど、ここじゃ観光客のアジア人女性にしか見えないよね・・・)
大西洋に注ぐ川もボルドーならでは。
川にはナポレオン・ボナパルトが造らせた橋が架かり、
川沿いにはブルサ(取引所)などの歴史的な建物。
ワインの噴水(?)になっていたり、夜は美しくライトアップされていたり・・・
そして日曜日はこの川沿いに人々が集まります。ステキなショップやレストラン・・・ そして市が立ち、スッゴイ本格的なチーズのお店や、
ワイン、ハムやソーセージ、グリル料理も出ます。そして何よりこの時期は「牡蠣」!!
牡蠣を売る出店には大行列がっ!!
ボルドーっ子たちは少しずつ買って、川沿いのベンチなどに座り、ピクニック気分で楽しんでいました。
ボルドーはホントにオッサレ~な街。いいよね~っ!!