ボルドーの街のレストランでも、そしてマルシェや川沿いの市でもよく見た牡蠣!! 10月から11月のこの時期が最高の時期だそうですっ!! そして旅行の下調べをしていると「ボルドーの近くに牡蠣で有名なところがある」との事。ボルドーの近くに「牡蠣小屋があるんスよ~!!」と後輩の旦那。ええっ、牡蠣小屋?玄界灘沿いや宮島の近くの地御前や大野町あたりによくあるアレ?で、これは行くっきゃないっ!!でしょーっ。でも、イメージがちょっと・・・ と思いつつ連れて行ってもらいました。
ボルドーから1時間くらいのところにある有名リゾート地「アルカッション」の近郊。冬の足音が聞こえてきそうな海沿い・・・ あっ、確かに「小屋」っぽいものが!!
日本の牡蠣いかだみたいなモノは見当たらないなァ・・・ 小屋には漁師っぽいデコレーションや、「昔はこんな風に牡蠣を採ってました」的な絵が。
むむっ、牡蠣って牡蠣いかだに吊るしたり岩についているものを採るのかと思ったけど、この絵って砂に半分埋まる感じて牡蠣がいた、ってことをいってるのかなァ・・・? そんな小屋のうちの何軒かがレストランのように改装してあります。
まずは海の方まで散歩・・・ どうしたことが潮が引いています。大潮の日だったのかなァ?
見渡す限り水がない・・・ ず~っと遠くまで歩いていけます。ヒューっと風の音・・・
じゃあ、その牡蠣小屋に入ってみましょう。
メニューは牡蠣と白ワインとパンとバター付きのお値段。
牡蠣はつぶのサイズで分けてあります。
屋根からこのレストランのマスコットのネコちゃん(?)がお客さんを見守っています・・・
何でも10月後半から11月はじめはフランス人にとって牡蠣が一番おいしい季節。日本ではあの牡蠣が白くてプク~っとしてミルキーなのがおいしいとされますよね。フランスでもクリスマス時期になると牡蠣が大きく育つそうなのですが、そうなってミルキーになった味は、フランス人にとっては「下品!!」と好まれないとか。じゃあ、カキフライとかにはならないよなァ・・・ 「青い」のがいいんだって・・・
大きめのサイズのものをとっても日本で見るのに比べたらずいぶん小粒、プックリ感も少なく・・・ でも、さわやかでオイシイ!! 牡蠣が逆に日本で苦手な人ほどこっちのほうがイケる感じがします。そして牡蠣小屋の雰囲気も日本のよりずいぶんオシャレで華やか・・・
牡蠣を堪能したあとは、どこ行こう? アルカッションの町のほうも考えたのですが、鳥取砂丘のような(?。行った事ないので実際は?)砂丘がある、ということでここまで足を伸ばしてみました。ここもスゴイ人、人・・・ 車を停めていくととてつもない大きな砂丘が出現!! このピラ砂丘、ヨーロッパ最大なんだって!! 標高100メートルもあるこの砂山、階段もありますが、ここは裸足で駆け上がれ~!! オリャ~~っ♪
登るのは大変でした!! でも、登るだけの価値のある楽しさと、登った後の大西洋とアルカッション湾の眺め!!
そして下るのはスッゴク楽しい!! まるでスキー場の中級者コース!! ウッホッホ~っ♪
犬たちも大喜びでご主人たちと走り回り、子供たちも砂の上を転げ回ったり・・・
とてもいい天気で汗ばむ陽気だったこの日、シャツを脱いで海パン一つになり砂丘の頂上から走り下りて行ったおじさんがいましたが・・・ 下りるのは楽しいだろうけど、海に入って服を取りにこの標高100メートルを登ることを考えると・・・
帰る前に一杯カフェで一休みして・・・ コーヒーと、けっこう観光地の割にはリーズナブルな値段のワッフルでした。屋根の上にはまた、このカフェの守り猫。今回のフランス旅行全体ではホントにネコを見なかったなァ・・・
ここでもアメリカ英語がよく聞こえました。そしてアジア人もい~っぱい!! けっこう「ベタ」な観光地なの? でもステキ!!な所がい~っぱい!! いいですね~!!