アラフィフのアテクシ・・・ 人生振り返ると・・・ 一番最初の「人生のあきらめ」それは私には手芸の才能はかけらもない、ということ。小学5年生の時に縫った手さげはエンピツを入れると出てしまい、先生に何度もやり直しを命じられたものでした。子供心ながら「あぁ、私は縫製業には向いていない・・・」と理解。で、二番目のあきらめは中学の時、「あたいは運動が好きだけど運動オンチで体がかたい」ということ。ここで、スポーツで身を立てるという道はないな~と気づいてしまいました(笑)。
そんな80年代頃からオリンピック種目として日本でも注目されつつあった新体操!! ああ~、やってみたかったーっ!! 体育の授業で小さなボールを使って新体操モドキなことをやりましたが、これがものの見事に、ムリ~っ!!!(涙)
ところがこのトシになって、急に新体操に大注目・・・ オリンピック寸前のこの時期にアンサンブル(団体)の選手が飛び降り自殺(それもうちのすぐ近所で!)を図ったというニュースでブルガリア中の関心を大いに集めたこと、それでも今年のリオオリンピック、ブルガリア新体操チームはけっこういいところまで行けそうらしい?・・・なんてニュースを見ていたら、そういえば、このソフィアに新体操のお教室がけっこうあることに気が付いたわけです。ソフィアに住んで10年近くたってるのに・・・ でも、チビッ子教室があるということは層が厚いということ。で、リューリンのお教室の一つに出かけてみました。あっ!! あたしがやろーってんじゃないですよ~(笑)あったりまえですけど。美しいチビッ子ががんばる姿を見たくって。
リューリンの体育館!! (写真は体育館の玄関に貼ってあったこのお教室の案内です。個人情報は隠してあります。コンタクトに興味のある方はコメントでご一報ください。)行ってみたらそこのインストラクターのペテャさん、すっごくいい人で、練習を見学させてくださいました。少しインタビュー:
Q「ペテャさんは才能のある子ってわかるんですか?」
A「ええ、すぐにね。まずウムノ・デテであること!!」 「ウムノ」とは、思考力のある、賢い、ってこと。へぇ~っ!! 賢い子じゃないとダメなのネ?
Q「では新体操にクラッシックバレエの必要はどれくらいあるんですか?」
A「不可欠と言えるわね」 う~む、そっかー。
Q「ブルガリアはあんまり金持ちな国ではないけど、こういう競技は幼いころから始めないといけないから親御さんの協力は重要でしょう?」
A「そうよ。親たちは人生をかけて援助しているわ」 そうなんですね~!!
ペテャさんの教え子たちの中にはナショナルチームにいる人も!! ペテャ先生ってすごい人なんだな~!! このカワイイ生徒たちの中から2020東京オリンピックに来る子って、いるのかなぁ?