おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリアでもつ鍋?

2005-07-24 05:53:22 | ブログ
shkenbe

ブルガリアの代表的な食べ物にシュケンベ・チョルバというのがあります。どうも語源はトルコ語のようで「臓物のスープ」といういたって単純な名前なのですが。
牛の胃腸は1Kg200~300円。とても手軽な食材です。
にんにく、キャベツもとてもおいしいので、九州人としてはもつ鍋をつくるしかないでしょう。と食材集めをはじめました。が、ニラがありません。
春の間は、「きっと夏になれば・・・」と思っていたのですが、夏が来てもやっぱりない。
マリさん(日系人です)に、「リーク(ニラの英訳のつもり)はないの?」と聞くと、
「あら、そう?よくパザールで見かけるけど・・・」
それでまた探したけどやっぱりない。大型スーパーにもない。なぜだろう?
ブルガリア語の辞書を引くとリークは「プラス」と書いてあります。
「え?! プラスってねぎじゃん?!」
そうなんですよ。こちらでプラスというと日本でいうところのねぎやわけぎの総称なんです。まさしく「ねぎ」なんですよ。

motsunabe

仕方がないので、ニラの代わりにねぎでやってみました。最後のちゃんぽん麺の代りにバミセリ(細いスパゲッティ)を入れてるけど、それはまだだいじょうぶ。でも、ニラの入っていないもつ鍋はやっぱりもつ鍋ではないぞ(激!!)
でも、味は博多のもつ鍋に匹敵するうまさです。
「思えば遠くへ来たもんだ、ふるさとはなれて?年目
  思えば遠くへ来たもんだ、このさきどこまでゆくのやら・・・」(ほんとはそんなにたってないケド。)
 武鉄の歌を口ずさみながら懐かしい味を堪能するのでした。

ところで、このブログを見ている翻訳をなりわいにしておられる方、お願いがあります。
外国人の友達に「リークって、どんな野菜?」ってたずねてみてください。わけぎとニラを目の前にならべて。どっちを指差すでしょうか?


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4 コメント

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夏に土鍋で2時間も煮込むのですか。そうとうそちら... (別サ雨)
2005-07-27 13:35:09
夏に土鍋で2時間も煮込むのですか。そうとうそちらは涼しいのですね。こちらは台風が帰そうとかいってもびくともしない暑さです。でもこの暑さの中でブルガリヤ出身の力士琴欧州は優勝は逸しましたが準優勝でした。ブルガリヤ人もなかなかガンバリヤじゃあないですか。
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salahiさんコメントありがとうございます。基本的... (むうちえ)
2005-07-25 23:09:09
salahiさんコメントありがとうございます。基本的にB級グルメ人なのであまり野菜の名前に通じてないもので・・・
ニラのことはギリシャ語ではなんと呼んでいますか?その名前でこちらでも通じるかもしれませんね。
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こんにちは。 (salahi)
2005-07-25 15:46:39
こんにちは。
リークは日本ではポロ葱とかポワローって呼ばれるものですね。
ギリシャではプラサですから似てますね。白葱を巨大にしたような太い(細いのもあるけど)もので、主に煮込みに使います。
青葱はこちらではクレミダキと呼びます。これは生で薬味に使ったり、普通の日本の葱のように使ってます。
ニラはあまりないですね。たま~に市場で見かけますがショボショボだし、鮮度も悪いので買ったことないです。
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へーもつ鍋かあ。昔油捨てるの忘れて出してえらい... (LAの野茂)
2005-07-24 14:23:36
へーもつ鍋かあ。昔油捨てるの忘れて出してえらい不評だったなあ。最近牛のタンを煮込んでタンシチューを作ってみたけど、何日も煮込んだのにしっかりブリブリの歯ごたえと味がしっかりしてて美味かったなあ・・・。
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