ソフィアの早春の花、ジャンキ(プラムの一種)が咲き終わり、「葉桜」ならぬ「葉ジャンキ」になる頃、ブルガリアの春の名物ともいえる(?)山菜・・・というか、「草」が出回ります。主に2種。ひとつは「シュタフェル」、または「ラパット」という草で、もうひとつは「コプリバ」です。
このコプリバ、日本では「イラクサ」!! その名の通り、チクチクしてさわるとイライラする草!! ソフィアのような都市部ではバス停の前のパビリオンチェ(小さなお店)やジェンスキー・パザールの道端で、おばちゃん、おばあちゃんたちがそこらへんで取ってきたであろう物を1kg50ストティンキで売っています。が、でも買わないヨ~だ!! だってどこで摘んできたかも分からない汚いかもしれないのなんて!こういうのは知り合いで「秘密の場所があるのよ~♪」という人からもらうのがヨイ!のです!!
で、今年もいただきました!! それはもうひとつのほう、「シュタフェル」。見た目日本にある「すかんぽ」っぽいけど、茎が赤くないし、酸っぱくないなあ。何の草だろう・・・
ラドミルのバーバ・エレナが摘んでくれたのですが、買い物袋いっぱいの1.3kg!! いっぱいある!! 「一番簡単なのはシレネ(白チーズ)と卵と炒めるの!」と教えてもらいました。その感じならリゾットかな? トマト味でまとめてシレネと卵を入れて、最後にカシュカヴァル(黄チーズ)ものせて・・・ ウマ~イ!!
でもまだまだあるなあ・・・ ゆで汁の感じが何かに似てる気がして・・・ ん?! もしかして高菜? (葉っぱの見た目は軸が太くないのでそうでもないけど・・・ でも少し辛味もあるような気が・・・) 高菜漬けもどきにできないか、とググって見たサイトを参考に漬けてみたものの・・・
だいたいこの「シュタフェル」、何の草なんだろう・・・ 名前からたぐっていくとどうも「ギシギシ」という草。タデの仲間らしい・・・ だからすかんぽに似てるわけだ! それに辛味が少しあった(気がした)のもなんとなくナットク・・・ 若葉を食べたり、根をハーブとして利用したりするんだって・・・
もう少しのあいだ「コプリバ」や「シュタフェル」、手に入るかな? そしたらコプリバを天ぷらにしたり、シュタフェルで漬物を再挑戦して、日本食もどき、作っちゃおう!!