絵も優しい、すてきな物語です。
『やさしい大おとこ』
作・絵 ルイス・スロボドキン/訳 こみやゆう
徳間書店
勇気ある女の子と、それを信じる家族が、淋しい思いをしていた優しい大おとこを救います。
主人公の「自分が聞いたこと、自分が見たことを信じて行動する」ところは、是非子どもたちに見習ってほしいです。
悪いことはしていないのに誤解される人、虚言で人をだます者もいれば、それを疑わずに信じてしまう人々もいる。
1955年の作品ですが、今の世の中でもけっして変わりがないように思えます。
多くの人が誤解しあって、正しいと思って加害者になったり、傷つかないでよかったはずの人たちが傷ついている現実があります。
国同士のいざこざも、本当は目と目を見てゆっくりと相手の話を聞いて語り合う機会を増やすことが一番の解決法じゃないでしょうか。
英語のタイトルは『THE AMIABLE GIANT』
「amiable」は、ラテン語の「amicabilis(親しい・愛想の良い)」が語源。
「男友達」を意味するフランス語の「ami」や、スペイン語の「amigo(アミーゴ)」と同じルーツなんですね。
『やさしい大おとこ』
作・絵 ルイス・スロボドキン/訳 こみやゆう
徳間書店
勇気ある女の子と、それを信じる家族が、淋しい思いをしていた優しい大おとこを救います。
主人公の「自分が聞いたこと、自分が見たことを信じて行動する」ところは、是非子どもたちに見習ってほしいです。
悪いことはしていないのに誤解される人、虚言で人をだます者もいれば、それを疑わずに信じてしまう人々もいる。
1955年の作品ですが、今の世の中でもけっして変わりがないように思えます。
多くの人が誤解しあって、正しいと思って加害者になったり、傷つかないでよかったはずの人たちが傷ついている現実があります。
国同士のいざこざも、本当は目と目を見てゆっくりと相手の話を聞いて語り合う機会を増やすことが一番の解決法じゃないでしょうか。
英語のタイトルは『THE AMIABLE GIANT』
「amiable」は、ラテン語の「amicabilis(親しい・愛想の良い)」が語源。
「男友達」を意味するフランス語の「ami」や、スペイン語の「amigo(アミーゴ)」と同じルーツなんですね。