『「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと』
著者:茂木健一郎
出版:PHP研究所
『赤毛のアン』は私の大好きな本で、日本語訳も英語版もシリーズ全部を持っているのですが、あらためて『赤毛のアン』に出会えた幸せを教えてくれる1冊です。
中高生に、この本と『赤毛のアン』の両方を、ぜひ読んでもらいたい!!
(この本にはネタバレがあるので、できれば『赤毛のアン』から読んでほしいなぁ。)
この本は、読者である「キミ」に、著者(「僕」)が語りかけるような文体で書かれています。
脳科学者である著者の経験や、読書の大切さについてのアドバイスも、中高生に伝えたい気持ちが伝わる優しくくだけた文です。ちょっと知り合いのおじさんと語り合うような気持ちで読んでほしいと思います。
絵も可愛いですし、『赤毛のアン』ですけれど、男子にも読んでもらえたらいいなぁ。
さて、この本に、「セレンディピティ」という言葉が出てきます。
茂木さんは、「偶然の幸運に出合う能力」と訳しています。我が家にあるロングマンの英英辞典では、「Serendipity : when interesting or valuable discoveries are made by accident」、「偶然に、興味ある、価値ある発見に出合うこと」といったところでしょうか?
一見つまらない・些細なことを自分に価値ある「発見」に変えることができる能力って、生きていくうえで、そして、幸せな人生をおくるために、本当に大切な能力だと思いますし、自分の子どもたちにも持っていてほしいと思います。
社会的な成功も必要かもしれませんが、毎日小さな幸せや面白い発見で笑顔になれる人生のほうが、実は心豊かで人間らしいですものね。
<参考>
・セレンディピティ - Wikipedia
セレンディピティの語源も書かれています。
「セレンディップ」は、ペルシャ語でスリランカのことだそうですから、紅茶でも有名な「セイロン」ですね。
著者:茂木健一郎
出版:PHP研究所
『赤毛のアン』は私の大好きな本で、日本語訳も英語版もシリーズ全部を持っているのですが、あらためて『赤毛のアン』に出会えた幸せを教えてくれる1冊です。
中高生に、この本と『赤毛のアン』の両方を、ぜひ読んでもらいたい!!
(この本にはネタバレがあるので、できれば『赤毛のアン』から読んでほしいなぁ。)
この本は、読者である「キミ」に、著者(「僕」)が語りかけるような文体で書かれています。
脳科学者である著者の経験や、読書の大切さについてのアドバイスも、中高生に伝えたい気持ちが伝わる優しくくだけた文です。ちょっと知り合いのおじさんと語り合うような気持ちで読んでほしいと思います。
絵も可愛いですし、『赤毛のアン』ですけれど、男子にも読んでもらえたらいいなぁ。
さて、この本に、「セレンディピティ」という言葉が出てきます。
茂木さんは、「偶然の幸運に出合う能力」と訳しています。我が家にあるロングマンの英英辞典では、「Serendipity : when interesting or valuable discoveries are made by accident」、「偶然に、興味ある、価値ある発見に出合うこと」といったところでしょうか?
一見つまらない・些細なことを自分に価値ある「発見」に変えることができる能力って、生きていくうえで、そして、幸せな人生をおくるために、本当に大切な能力だと思いますし、自分の子どもたちにも持っていてほしいと思います。
社会的な成功も必要かもしれませんが、毎日小さな幸せや面白い発見で笑顔になれる人生のほうが、実は心豊かで人間らしいですものね。
<参考>
・セレンディピティ - Wikipedia
セレンディピティの語源も書かれています。
「セレンディップ」は、ペルシャ語でスリランカのことだそうですから、紅茶でも有名な「セイロン」ですね。