1日の夕刊にベッドに寝ている少女の写真が載っていました。
安らかな寝顔だなーと思い、記事を読んでハッとしてしまい
ました。
少女は昨年10月13日に、お姉さんと古本屋に居た時に
本棚が崩れ落ち、本と本棚に挟まれ命は取り留めたものの、
今に至っているとありました。
このニュースが流れた時、どうか助かって欲しい!と祈った
ことを覚えていますが、新聞を読み、あの時から少女は眠り
続けているのかと、言葉を失いました。
うちの子が倒れ集中治療室にいた時、私は「呼吸だけしていて
くれればいい。オムツも替えてあげる、何でもしてあげる」と
祈り願ったのですが…
天使のように眠り続けている少女、その少女に優しくキスを
する母親の写真を見ていると、胸が一杯になってしまいました。
でも私は、たった半年前のこの事故のことを、すっかり忘れて
いたのです。
他人事とは、こういうことなのかと自分でもがっかりしました。
息子の一周忌を迎えた時に、何人かの人に「もう一年が
たったの、早いわね。あっという間ね」と言われ、他人との
距離を感じた私ですが、同じような経験をしてもやっぱり
私も他人事として受け取っていました。
少女のお母さんの「ここに来ればいつでも会うことができます。
次に涙を流すのは、天国に行ったときか、目を覚ましたときと、
心に決めています」という言葉に、目覚める日の来ることを
祈らないではいられませんでした。
安らかな寝顔だなーと思い、記事を読んでハッとしてしまい
ました。
少女は昨年10月13日に、お姉さんと古本屋に居た時に
本棚が崩れ落ち、本と本棚に挟まれ命は取り留めたものの、
今に至っているとありました。
このニュースが流れた時、どうか助かって欲しい!と祈った
ことを覚えていますが、新聞を読み、あの時から少女は眠り
続けているのかと、言葉を失いました。
うちの子が倒れ集中治療室にいた時、私は「呼吸だけしていて
くれればいい。オムツも替えてあげる、何でもしてあげる」と
祈り願ったのですが…
天使のように眠り続けている少女、その少女に優しくキスを
する母親の写真を見ていると、胸が一杯になってしまいました。
でも私は、たった半年前のこの事故のことを、すっかり忘れて
いたのです。
他人事とは、こういうことなのかと自分でもがっかりしました。
息子の一周忌を迎えた時に、何人かの人に「もう一年が
たったの、早いわね。あっという間ね」と言われ、他人との
距離を感じた私ですが、同じような経験をしてもやっぱり
私も他人事として受け取っていました。
少女のお母さんの「ここに来ればいつでも会うことができます。
次に涙を流すのは、天国に行ったときか、目を覚ましたときと、
心に決めています」という言葉に、目覚める日の来ることを
祈らないではいられませんでした。