~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

伝わる祈り

2010-04-25 12:44:37 | 日記
昨日、大切なお便りが届きました。
4月にご主人を亡くされた方からです。
初女先生が、その方に講演会のチラシを送って下さったようで
「私も悲しみを乗り越えられる日を待ちます。
 森のこもれびを受けながら、たたずみ祈る初女さんの姿に
 救われています。」と書かれていました。
チラシを作る時、先生の祈りが届くものにしたい!と思いました。
たとえ当日来られなくても、チラシを見ているだけで初女先生と
繋がっていると感じられるチラシにしたいと…
チラシの中の先生が、深い悲しみの中にあるこの方の心に
寄り添っていて下さっているのです。
私は、それだけで胸が一杯です。
今日は、「先生の手を見て、涙が溢れてきました。
父のあの手を思い出したのです。いつもいつも働いていた、あの手
先生の手も、本当に動の祈りそのまま よく働かれている手のような
気がするのです」というメールを頂きました。
一枚のチラシが、初女先生そのものように一人ひとりの方に
寄り添ってくれています。
こんな素晴らしいチラシを作って下さった、写真家のKさんにお伝え
すると、「私は皆さんが喜んで下さることに、とても励まされています。
撮っても撮っても、初女さんの動の祈りそのものの日常は、
こんなものではない、という思いばかりでしたので…」
というお返事が返ってきました。
私は、ファインダーを通して先生を見つめ続けているKさんが
もしかしたら、先生の思いを一番分かっているのではないかしら。
と思いました。
今回の講演会は、みんなが喜んでくれる講演会にしたかったのです。
チラシを配ってくれた人も、もらった人も作って下さった人も…
たった一枚のチラシが、みんなをしあわせな気持ちにしてくれてます。
悲しみを抱えている方には、そっと寄り添って、初女先生の祈りが
その人を包んでくれてます。
私はもう、それだけで胸が一杯です。
先生の祈りが、みなさんに届いていることが、大きな喜びと
力になっています。
きっと、先生を必要としている方の処にこのチラシは届くと
信じています。

コメント
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