~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

悲しい時代に…

2012-02-23 19:42:29 | 日記
私は、時々息子から「お母さんは、こんな悲しい時代なのに

へらへらしている」と、言われることがあります。

その度に、悲しい時代なんて言わないで!と思うのですが

昨日、一昨日の新聞を見ていて、悲しい時代を実感しました。

親子3人が餓死していたという事件

部屋には、飴玉が数個と一円玉が数枚、冷蔵庫は空っぽだったそうです。

その記事がでた翌日の新聞には、くも膜下出血で亡くなった母親の

傍らで、4歳の知的障害のある男の子が衰弱死していたという

男の子の紙おむつは汚れがひどく、1~10日ほど何も口にせず

死亡した可能性があると、新聞には書いてありました。

こんなことが起きるなんて、本当に悲しい…

悲しい時代なんでしょうか、今は…

時代は人がつくるものです。

悲しい時代なんかにしちゃいけない!

先日、スタッフで集まった時に、その中の2人の人が

昔は食卓によく知らない人も一緒に食事をしていたと、

いうのです。

食事の時に、家に来た人は工事の人でも、配達の人でも

母がご飯を食べていきなさいと、家にあげていたと…

それを聞いて私たちは、昔はイスキアがあちこちにあり

初女お母さんが、たくさん居たんだねと話しました。

貧しかったけれど、悲しい時代ではなかった…

マザーテレサの「愛情の反対は、憎しみではなく

無関心です。」と言う言葉が、悲しい時代に重なってきます。
コメント
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