里山という短い番組を観ていたら、歳をとったご夫婦が二人で
畑をやっていましたが、だんだん耕せる体力がなくなってくると
畑を山に返そう
ただ返すのでなく花を咲かせようと、小さな花の苗木を畑に植えて
いました。
やがて、ご主人が亡くなり、おばあさん一人になり畑も一枚に
なりました。
そして、その畑も耕すことが大変になった時、おばあさんは
小さな桃の苗木を植えました。
「こんなに小さいけれど、5年経ったら花が咲くから」と言って
植えたおばあさんは、その桃を見ることなくこの世を去りました。
でも、おばあさんが亡くなった翌年、桃の花が2つ
おじいさんとおばあさんが寄り添っているように咲いたのです。
畑は山にかえって色とりどりの花を咲かせていました。
短い番組でしたが、とても心に残りました。
畑を山に返す
こんなことは、考えもつきませんでした。
土地は私有するものと思っているからです。
畑を山に返そうと、花の苗木を植えているおじいさんと
おばあさんを見ていたら、これが本当なんだと思いました。
昔 昔の人達は、土地を自分のものだなんて思っていなくて
住まわせてもらっているって、そんなふうに思って
いたのでしょうね。
山に帰った畑に咲く花は、人の心にもぽっと花を咲かせて
くれるようでした。
畑をやっていましたが、だんだん耕せる体力がなくなってくると
畑を山に返そう
ただ返すのでなく花を咲かせようと、小さな花の苗木を畑に植えて
いました。
やがて、ご主人が亡くなり、おばあさん一人になり畑も一枚に
なりました。
そして、その畑も耕すことが大変になった時、おばあさんは
小さな桃の苗木を植えました。
「こんなに小さいけれど、5年経ったら花が咲くから」と言って
植えたおばあさんは、その桃を見ることなくこの世を去りました。
でも、おばあさんが亡くなった翌年、桃の花が2つ
おじいさんとおばあさんが寄り添っているように咲いたのです。
畑は山にかえって色とりどりの花を咲かせていました。
短い番組でしたが、とても心に残りました。
畑を山に返す
こんなことは、考えもつきませんでした。
土地は私有するものと思っているからです。
畑を山に返そうと、花の苗木を植えているおじいさんと
おばあさんを見ていたら、これが本当なんだと思いました。
昔 昔の人達は、土地を自分のものだなんて思っていなくて
住まわせてもらっているって、そんなふうに思って
いたのでしょうね。
山に帰った畑に咲く花は、人の心にもぽっと花を咲かせて
くれるようでした。