職場で、お米の研ぎ方の話しになりました。
私より若い人達ですが、ちょっと驚きました。
2~3回、手で回して終わり、或いは泡だて器でかき混ぜて
洗うというのです。
お米の給水時間は、なしでいきなり炊くか、タイマーで翌朝までと、
どうやら、お米は給水すると白くなるのも知らない様子でした。
今は、昔に比べて精米がいいので、研ぐというより洗うという方が
いいですと、初女先生は言われています。
初女先生は優しく両手を合わせ、祈る様に洗います。
お水も釜の真ん中にじゃあじゃあと落とすのではなく、お釜の
端に静かに落とします。
給水時間も、季節・水温・米粒の大きさによって変わって
きます。
お米が、真っ白にになるほど給水してしまったら、お米自身が
出す力が無くなってしまうそうです。
お米の水加減を見ている時の先生の真剣さに、横に
いると、息を止めて見てしまうほどです。
そうやって炊けたご飯は、ご飯だけで充分美味しいのです。
イスキアのご飯茶わんは、大ぶりですが、誰も残す人が
いません。
普段はこんなに食べられないのと言いながら、おかわりを
される方が多いのです。
電気釜で、スイッチを押すだけで炊けてしまうから、きっと
ちょこっと洗って、水の量さえ間違えなければご飯は
炊けると思っているのでしょうね。
確かに、炊けるけれど…
美味しいご飯が炊けているかなのです。
逗子に鎌倉小町というお豆腐屋さんがやっているお店が
あり、入ったことがあるのですが、おかずは美味しかった
のですが、ご飯がどうにも不味くて、たまりかねて
「おかずは、こんなに美味しいのにご飯が残念です。
ご飯を炊く時、給水時間はどれくらいですか?」と聞いて
しまいました。
すると、「研いだら、すぐ炊きます。」と言う答えが返って
きたので、残念なご飯の訳がわかりました。
昔は、お料理屋さんにはご飯炊きという専門の仕事をする
人がいたそうです。
それほど、ご飯の炊き方は難しいものなのでしょう。
本当に美味しいご飯を食べてないから、ご飯の炊き方が
雑になってしまうのでしょうか…
お百姓さんが、手塩にかけて作っているお米ですから
お米のチカラを引き出して、少しでも美味しく炊きたいと
思うのですが…
毎日やっていても、本当に難しいです。
それでも、今日こそはと思い、ご飯を炊いています。
初女先生は、「世界の最後に食べたいものは?」の質問に
「ごはん」と、答えていました。
私も、うんと贅沢を言うならば「初女先生のおむすび」です。
私より若い人達ですが、ちょっと驚きました。
2~3回、手で回して終わり、或いは泡だて器でかき混ぜて
洗うというのです。
お米の給水時間は、なしでいきなり炊くか、タイマーで翌朝までと、
どうやら、お米は給水すると白くなるのも知らない様子でした。
今は、昔に比べて精米がいいので、研ぐというより洗うという方が
いいですと、初女先生は言われています。
初女先生は優しく両手を合わせ、祈る様に洗います。
お水も釜の真ん中にじゃあじゃあと落とすのではなく、お釜の
端に静かに落とします。
給水時間も、季節・水温・米粒の大きさによって変わって
きます。
お米が、真っ白にになるほど給水してしまったら、お米自身が
出す力が無くなってしまうそうです。
お米の水加減を見ている時の先生の真剣さに、横に
いると、息を止めて見てしまうほどです。
そうやって炊けたご飯は、ご飯だけで充分美味しいのです。
イスキアのご飯茶わんは、大ぶりですが、誰も残す人が
いません。
普段はこんなに食べられないのと言いながら、おかわりを
される方が多いのです。
電気釜で、スイッチを押すだけで炊けてしまうから、きっと
ちょこっと洗って、水の量さえ間違えなければご飯は
炊けると思っているのでしょうね。
確かに、炊けるけれど…
美味しいご飯が炊けているかなのです。
逗子に鎌倉小町というお豆腐屋さんがやっているお店が
あり、入ったことがあるのですが、おかずは美味しかった
のですが、ご飯がどうにも不味くて、たまりかねて
「おかずは、こんなに美味しいのにご飯が残念です。
ご飯を炊く時、給水時間はどれくらいですか?」と聞いて
しまいました。
すると、「研いだら、すぐ炊きます。」と言う答えが返って
きたので、残念なご飯の訳がわかりました。
昔は、お料理屋さんにはご飯炊きという専門の仕事をする
人がいたそうです。
それほど、ご飯の炊き方は難しいものなのでしょう。
本当に美味しいご飯を食べてないから、ご飯の炊き方が
雑になってしまうのでしょうか…
お百姓さんが、手塩にかけて作っているお米ですから
お米のチカラを引き出して、少しでも美味しく炊きたいと
思うのですが…
毎日やっていても、本当に難しいです。
それでも、今日こそはと思い、ご飯を炊いています。
初女先生は、「世界の最後に食べたいものは?」の質問に
「ごはん」と、答えていました。
私も、うんと贅沢を言うならば「初女先生のおむすび」です。