昨日は、ガイアシンフォニー1番の上映会を
手伝いに行って来ました。」
久し振りに観た1番は宇宙のひとつのいのちの中に
私たちもあることを語ってました。
仏教でいう「空」を言っているのかもしれません。
「生命平和憲法」という冊子に載っていた
「空」の世界が、心に響きました。
『 ゼロになる
想像してみよう。
私は波…。
海の表面で揺れている。
目を閉じて…意識を表面から波の内面へ。
…それから、海の中へ引っ込めてみよう。
海面を離れて…海の底へ退いてゆきます
静かに深く息を吐きながら…水底へ…深く…
ゆっくりと沈んでゆく。
波間の喧噪は遠のき、揺れはなくなり、
静寂にみたされています。
さらに深く、海の底へ…
海面で、私は波でした。
深い海のなかで、波はどうなったのでしょう?
波は溶けて、海になってしまった。
波は消え…在るのは海だけ。
広大無辺の海…それが私。
形もなく、個性もない。
海の一部さえない。
自我は消え去り。
ゼロになる。
無限の海だけが存在する。
それがほんとうの私。
この海は仏教では空(くう)と呼ばれ、
インド哲学ではブラフマンと呼ばれます。
それは意識の海であり、愛の海であり
光の海です。
(正木 高志 生命平和憲法から) 』
』