WOWOWの「W座」という映画を上映している
番組があり、始まる前に脚本家の小山薫堂氏が
上映する映画に言葉を寄せるのですが、今日観た
映画は戦争で一人息子を失った父親がナチスへの
抗議を小さなカードに書いて、街のあちこちに
置いていき、最後は捕まり殺されるという
実際にあったことを映画にしたものでした。
その映画に添えた、小山薫堂氏の言葉が
とても印象的だったので、ここに載せたいと
思います。
勇気礼賛
勇気はいつも一人ぼっち
声をあげても届かない
立ち上がっても無視される
それを乗り越え動くから
勇気は勇気と呼ばれている
勇気は何かを変えるけど
一人ぼっちの勇気は無力
勇気と勇気がくっいて
勇気は勇気らしくなっていく
孤独な勇気は無口な正義
勇気の連鎖が明日をつくる
小山薫堂