昨日は1日、初女さんの月命日でした。
毎月、月の初めに初女さんを感じ、その月が
始るのです。
このことは、本当に感謝です。
今年の梅干しには、沢山シソを入れたので
森のイスキアの様な赤い梅干しとなって
います。
初女さんがいらしたら、見て頂くのに…
いつだったか、「直さん、梅干しの色が
さえないのはシソが足りないからよ」と
言われたことがありました。
シソを入れてカビさせたことがあるので
外から戻ると、「梅ちゃん!」と声をかけ
のぞいています。
手を掛けたら、必ず美味しくなるって確か
初女さんが言っていたので、梅ちゃん!と
呼びたくなるくらい手を掛けました~
森のイスキアでは80キロの梅を漬けていたと
言いますから、どんなに大変だったでしょう。
それを、初女さんのおむすび講習会の時には
「イスキアの梅でやりたいです~」なんて
気軽に言っていたのですから…
それなのに「直さんのところだから、一番よく
出来た梅を送ったよ」と言って送ってくれた
スタッフの皆さん!
今更ですが感謝です~有難うございました。
『イスキアのおむすびには
いつも自家製の梅干しを入れます。
毎年梅雨明けを待って、大量の梅干しを
つくります。
よく洗って塩漬けした梅がしんなりしてきたら
大きなざるをいくつも広げて天日干し。
重ならないように梅をひとつひとつ並べて
お陽さまと風がまんべんなく当たるように
ときどきひっくり返します。
この作業を十日ほど繰り返しますが
めんどうだとは思いません。
手間をかけることは心をかけること。
心をかけたぶん、必ずおいしくなるんです。
佐藤 初女』