今日は、何と渋谷と銀座で映画を観ました。
一日に2本も映画を観るなんて、いままでに
あったかしら?
「子どもが教えてくれたこと」という映画は
難病の子ども達のドキュメント映画です。
重い病気を持って生まれて来た子供達が
実に明るく、前向きで、いのちの本質がわかって
いるのでは…
と言う哲学的なことを話しているのです。
子ども達は、自分の病気についてよく知っていて
いのち一杯、今を生きているのです。
この映画を撮った女性の監督自身が、我が子を
亡くしているそうで、いのちに対する眼差しが
どこまでも温かく、観終わった時に、子ども達の
生きるエネルギーで、こちらも元気になって
いました。
『友だちが死んだら長い間悲しい気持ちになる。
でもそれは不幸とは違う。
自分次第で幸せになれるんだ』
『「あのオンドリはメンドリが死んじゃってから、
ちょっと鬱っぽいんだよ」
「いまは悲しいだろうけど、その悲しみを
忘れるくらい(オンドリが)長生きしてくれると
いいな」』
こんな言葉が小学生の子ども達から出て来るのです。
最後に女の子が放った一言が忘れられません。
『いのちを信じて!』
生きるということを、子ども達が教えてくれる
そんな映画です。
人間って、前向きな心を持って生まれて
来るんだな~と、心が震えました。
子どもが教えてくれたこと 日本版予告 7/14公開