10月3日の「いのちのエール」は、今年で
最後になります。
ランディさんの講演は
『「暮らしと祈り」の分かち合い』
ランディさんの言葉より
『1999年に初めて森のイスキアを訪ねてから、
佐藤初女さんをお母さんのように思い、
交流をさせていただきました。
偶然に同じ誕生日であり、ご縁を感じて
おりました。
「私ね、おむすびのつくり方ではなく、
信仰、祈りというものをお伝えしたいの」と
語っていた初女さんの思いを、信仰をもたない
自分がどう受け止めて、その教えを心の
支えとしてきたか。
初女さんがおむすびに託した祈りを、
みなさんと分かち合えたら幸いです。
昨年もとても温かな美しい会になりました。
おいしいおむすびをご用意してお待ちしています。
田口ランディ』
私は、おむすびを結ぶと初女さんの丁寧な生き方を
感じます。
初女さんの信仰は暮らし(生活)そのもの
でした。
ランディさんが、このテーマで話されるのは
初めてだと思います。
それは、きっと初女さんが伝えて欲しいことだと
思います。
講演会の方のお席も少なって来ました。
温かく深い集いになると思います。
『「おむすびを握りながら、なにを
考えていますか」とよく訊かれますが
私はなにも考えていないんです。
おいしくなれとも考えてない。
一粒一粒のお米を生かすように
ただ無心で握っているだけ。
十の工程があったら、十のどこにも心を
離したくないから考える余地なんて
ないんですよ。
ひとつひとつの工程に心をかける。
それが私の祈りです。
本当にお伝えしたいのは、おむすびの
作り方ではなくて「信仰とはなにか」という
ことなんです。
佐藤 初女』