パリでシングルファーザーを
している作家の辻仁成さんの
”パリごはん”という番組が
結構好きで、今日の放送も
楽しみにしてました。
(辻さんの本は読んだことが
ないのに~)
辻さんは離婚をして二人きりに
なった息子の寂しさを、
言葉ではなく、食べ物で
癒したかったと、朝食に
楽しいお弁当を作っていました。
毎日の料理で、腕をメキメキ
上げ、インスタで評判になり
年に何回か、辻さんの
パリごはんの番組が放映される
ようになったのです。
息子の反抗期の時も、辻さんは
物言わぬ息子に、せっせと
ごはんを作っていました。
言葉ではなく、食べ物で
伝えることの深さを、
辻さんはよく分かっている
方です。
辻さんの作る料理は、本当に
美味しそうです。
反抗期を通過した息子さんは
大学受験をしていました。
食べたものの記憶が、
愛された記憶として、
息子さんの心と体を支えて
くれると思います。
子育てに迷っても
毎日の食事に心を尽くして
いれば大丈夫。
手づくりのおいしい食事は
なんの説明もいりません。
手料理の味は、深く愛された
記憶として一生涯子どもの
支えになってくれます。
佐藤 初女