今日は風が吹き、日が照り
梅ちゃんを干すのに最高の日
でした。
私は、森のイスキアに春も
夏も秋も行きました。
冬は閉鎖していたので初女さん
の自宅に伺いました。
どの季節も本当にいいの
ですが、初夏のイスキアの
庭に沢山の梅が干されている
あの風景が大好きです。
一粒一粒、梅をひっくり返す
作業は、イスキア時間を体で
感じる至福の時間でした。
今日の風に、イスキアを吹く
風を感じました。
この風を感じると、無性に
森のイスキアが恋しくなるの
です。
毎年、梅干しが出来ると
初女さんに食べて頂き
アドバイスを頂いてきました。
初女さんの青梅を塩水で
漬ける梅干しは
すごく手がかかります。
初女さんは、手をかければ必
美味しくなります!と言って
ました。
そして、美味しいおむすびが
作れたら、それは一つの財産
ですと…
イスキアのおむすびは
いつも自家製の梅干しを
いれています。
毎年梅雨明けを待って
大量の梅干しをつくります。
よく洗って塩漬けにした梅が
しんなりしてきたら大きな
ざるをいくつも広げ天日干し。
重ならないように梅をひとつ
ひとつ並べておひさまと風が
まんべんなく当たるように
ときどきひっくり返します。
この作業を十日ほど繰り返し
ますが、めんどうだとは
思いません。
手間をかけることは
心をかけること。
心をかけたぶん、必ずおいしく
なるんです。
佐藤初女