~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

不意の涙

2010-04-20 19:13:19 | 日記
仕事の帰りに買い物をし、雨の中を早く家に帰りたいなー
と思い歩いていたら、ふとあの子も家に帰りたかっただろうな
と思った途端に、涙が出て止まらなくなりました。
この深い悲しみは、何年たっても私の中にあります。
こんな、不意の涙がまだ出るんだ。と思った時、初女先生の
「毎日思い出すのもねー」という優しい声が、心に広がりました。
そうだ、この悲しみがあるから、今の私があるのだ。
この悲しみがあるから、頑張れるんだ。
この悲しみがあるからこそ、講演会も出来るのだ。
不意に訪れる悲しみや涙は、何年たっても私があの子の親である
という証しなのだ。
切ないけれど、この悲しみが私を強くしてくれているのです。


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動き出した予感

2010-04-19 20:53:41 | 日記
昨日、嬉しい電話を頂きました。
「私、初女さんって知らないんですが、友達がコピーしてくれた
チラシを見ていたら感じるものがあって、行こうと思います」
と静岡の方がお電話を下さいました。
初女先生を知らなくても、チラシで感じるものがあるなんて、
すごい、その方もチラシもすごいと思いました。
今日は、講演会に協力して下さる方に集まって頂きました。
交通費もだせない、みんな手弁当なので、せめて初女先生のお料理を
と思い、イスキア定番のにんじんの白和え、五目ずし、棒だらの煮つけ
ごぼうの煮つけ 福豆を作ってみましたが、初女先生の味には遠く
及びません。
これが、初女先生の味だと思われては、先生に申し訳ないなーと
思ってテーブルに並べたのですが、みなさんが美味しいと言って
下さり、初めての顔合わせが柔らかい温かい雰囲気になりました。
初女先生の集まりは、やっぱり食べるところから始まらなくちゃ!
と思いました。
初女先生が言われています。
 「人は、人の中でしか生きていくことができません。
  でも、今は人との結びつきが希薄になっていますので、
  おいしい食事を楽しく分かち合って食べることが
  なによりと思います」
先生の言われているように、少しの食事でしたが分かち合って
食べました。そうしたら、何だか心も繋がったような気がしま
した。
食はいのちであり、食はこころでなんですね。
返ってきたら、お申込みが4件も入っていました。
チラシの力がでてきたようです。
頑張るぞー!
あのー初女先生のお料理は、私の料理より100倍以上おいしいですから 


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アースデー

2010-04-18 11:22:18 | 日記
4月の雪が舞った昨日と違い、今日は穏やかな日和となりました。
やっぱり神様は見方してくれてる。と私は胸をなで下ろしました。
実は、昨日今日とアースデー東京の開催日なのです。
若い人達が中心となって行う、環境イベントです。
7月の初女先生の講演会に協力してくれている、若い女性が
「今回のアースデーは紙資源の無駄を省く為に、チラシは置けない
ので私が、手渡しで配ります」と言ってきてくれたのです。
前日きた彼女からのメールに「明日に備え、今日は早く寝ます」と
ありました。
逗子の講演会の時に、手伝わせて下さいと言って下さり、その後
ご無沙汰していたのに…
今回も喜んで協力しますと言ってくれました。
昨日外にでると、雪がちらつき芯まで凍りそうな寒さでした。
私は、急いで彼女に「無理をしないで!チラシを配る機会は
また、きっと与えられるから。今日の天気は地球の苦しみを
分かりなさい!というものかしら…」とメールしました。
しかし、若い人達のエネルギーが天に届いたのか、昼近くから
空が明るくなって、寒いけれど晴れ渡りました。
今日は朝から快晴!
これだけ地球を痛みつけている私達を、天はまだ見捨てて
いないのだ!と思わせてくれるお天気です。
7年くらい前のアースデーに、講演が終わった初女先生が出掛けて
いきました。
80歳を過ぎた先生が、夜に代々木公園に行くの?と驚きましたが
先生は、若い人にいつも希望を感じておられます。
ご自分の体のことより、若い人達にできることはないかと、
いつも思われているようです。
先生のその思いが、若者に伝わっているようで、講演会に来る
若い人がどんどん増えています。
その度に、初女先生は「今日は若い人がたくさんいるね」と嬉しそう
におっしゃるのです。
アースデーにチラシを配ってくれたSさーん、あなたの行動に
どれほど励まされたか分かりません。
有難う!
初女先生を必要としている人のところに、講演会のお知らせが届くよう
頑張りまーす!

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宇宙の真理

2010-04-17 23:05:46 | 日記
新聞に素敵な記事を見つけました。
ラジオ福島の土曜の朝7時半は、「伸司君、今朝のお目覚めはいかが
ですか」で始まるそうです。
伸司君は24歳、平成4年に突然倒れ、命は取り留めたものの脳に
重い障害が残り、ベッドと車いすの生活を送っているそうです。
昨年の秋、母親が「放送で名前を呼んでやってくれませんか」と
アナウンサーに頼んだそうです。
そのアナウンサーが、「言葉の力、ラジオの力で伸司君の再起の
スイッチを入れたい」と毎週呼びかけているそうです。
病院や自宅で療養や介護を続けるすべての人に呼び掛けている
つもりで言っていますと…
伸司君は、名前が呼ばれるとまゆや口元を動かし反応するそうです。
お母さんは、「ラジオの向こうで励ましてくれる人がたくさん
居ることを感じると、辛いことも多いけれど前を向いて進んでいきます」
と言われています。
無理を承知で頼んだお母さん。
お母さんの思いを受け止めてくれたアナウンサーの方。
「伸司君、今日のお目覚めはいかがですか」この言葉の中に
どれほどの愛があることか…
伸司君はきっと言葉に反応しているのではなく、多くの人の愛に
答えているのではないでしょうか。
思いは時空を超える。愛は全てを包む。
伸司君から教わった宇宙の真理


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心を求めて

2010-04-16 20:58:37 | 日記
今日は、何年振りかで子どもの祭壇に供えてある柳田邦夫先生の
本を開いてみました。
これは、柳田先生が「亡き創君のご霊前に」とサインをして
送って来て下さったものです。
本の中に、柳田先生の手紙が挟んでありました。
柳田先生も息子さんを亡くされたあと、イスキアを訪ねておられます。
どんな思いで、初女先生に会いに行かれたのでしょう。
柳田先生の手紙には、「お子さんはまだ13歳だったとのこと、
ご心痛察するに余りあります。
佐藤初女先生は本当に不思議な大きく包みこんでくれるような
空気を漂わせておられる方ですね。
帰路、虹をご覧になったとか、それは何かとても深い意味がある
ように思います。「意味のある偶然」と私は呼んでいます。」と
書いてありました。
深い意味が、少しづつ分かってきたように思います。
そして、イスキアの帰りに見た虹は、あの子が私と初女先生を
繋いでくれた、架け橋だったのかもしれません。
あの子はどれほど、「お母さん、僕はここにいるんだよ。
分かってよ!」と言っていたことでしょう。
姿ばかり求めていた私には、何も見えず何も感じませんでした。
だから、こんなに時間がかかってしまいました。
創、ごめんね。これからは姿ではなく、あなたの心を求めて行くからね。
柳田先生から頂いた「いのち永遠にして」という言葉が真実だってこと
母さん、やっと分かったからね。
これからは、もっともっとあなたを感じられるようになるよ。
本当に「いのち永遠にして」だものね…
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動の祈り

2010-04-15 21:00:35 | 日記
今日頂いたメールに「動の祈り」と書いてありました。
毎日、講演会のお知らせが、どうか初女先生を必要としている方の
ところに届きますように!と思い作業をしてます。
仕事と家事があるので、1日に出来る事は悲しくなるほど少しです。
不安に潰されそうになる時もあるし…
でも、そういう時は真心は必ず通じると信じて自分を元気づけてます。
そんな私に「動の祈り」というメールがきたのです。
そうか、こういうこと一つ一つが「動の祈り」なんだ。と思えたら
目の前が明るくなってきました。
私がガイアシンフォニーの映画の初女先生の言葉で、一番涙した言葉
が「動の祈り」でした。
今、共に講演会に協力してくれている人達も「動の祈り」の中に
あるのだと思うと、力が湧いてきます。

   静かに座って手を合わせる「祈り」は「静の祈り」。
   行動するということは、「動の祈り」。  
   静かに座って捧げることだけが祈りなのでなく、
   わたしたちが生きて動いていることのすべてが、
   祈りに通じているのです。
                 佐藤初女

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思いが届く

2010-04-14 19:48:07 | 日記
7月の初女先生の講演会は、平日の昼間という為か動きが
とってもゆっくりです。
でも、思いはしっかり伝わっているように感じます。
お会いしたことのない方も、チラシを配りましょうと
言って下さるのです。
チラシを受け取った人からは、お礼や感想が届くのです。
見ているだけで、涙がでます。と遠方の方からお電話を頂きました。
初女先生の思いが、祈りがチラシを手にした人の心に寄り添って
くれているようです。
何だか私は、それだけで胸が一杯になってしまいます。
インターネットの時代に、チラシが伝えるものは情報だけでは
ないんだ。心も伝えてくれるんだと言うことを、初めて知りました。
このチラシを見ていると、真心は伝わると思えるのです。
この講演会に思いを寄せて下さっている方達に支えられ、ゆっくり
ゆっくり歩きだしています。
きっと温かい雰囲気の講演会になるような気がします。
今の時代に会わなくてもいい。
ひとつひとつを丁寧に届けたい
それが、初女先生の生き方だから!


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自分が好き?

2010-04-13 20:28:37 | 日記
子どもに時々私は「ねえ、今の自分が好き?」と聞きます。
すると子どもは「お母さんは?」と返してきます。
「好きだよ。だって、嫌いな自分を他人が好きになってくれる
訳ないでしょ。」と答えるのです。
私は、ちょっと意識してこのことを子どもに繰り返し言ってます。
自分の嫌なとこもだめなとこもあるけど、だけどやっぱり自分が好き
であって欲しいのです。
自分が嫌いなんて、寂しいもの…
 今日は月に一度の障害者の人のスポーツ交流でした。
その時、お誕生日をお祝いするのですが、インタビューで
「自分の好きなところ。嫌いなところ。」を尋ねると
好きなところは、みんな一杯あるのですが、嫌いなところは
全員が「ない」と答えるのです。
これを聞いていて、私は「いいなー」と嬉しくなりました。
そんなにきっぱりと「ない」とはいえないけれど、
嫌いなところがあったて、ダメなところがあったて、そんなことを
全部ひっくるめて自分が好きであって欲しい!
思春期とは人生の中でも特別な時期で、私もその頃は自分が
大嫌いでした。
息子も思春期を歩きだしています。自分が嫌になる時期だから
私は、何気ない顔をして「自分が好き?」と聞いています。



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育児の会OG

2010-04-12 20:03:23 | 日記
初女先生の講演会に、子育て中のお母さん達にも来てもらいたいと、
「横浜自然育児の会」の方に連絡をとりました。
この会は、母乳で育てたいという母親達とそれをサポートしようと
いう助産婦さん達によって出来た会です。
私も21年前にこの会に入り、母乳で子どもを育てました。
初めての子育てで不安だらけで、母親の初心者マークがあったら
付けたいと思うくらいでした。
でも、どうしても母乳で育てたいと、四苦八苦していた時に
知ったのが、「横浜自然育児の会」でした。
本当にこの会には、どんなに助けられたことか…
母乳や育児のことだけでなく、「食」の基本もこの時学びました。
断乳までおっぱいのマッサージをしてくれた助産婦さんとは、
ずーと年賀状のやり取りをしていました。
あの子が亡くなった年、喪中の葉書を出したら、その助産婦さんが
自分の名前も言えないくらい泣いて、電話をしてきてくれました。
私が「母乳で元気な子に育てていたのに、中二までしか大きく
してあげられなかった。」と言うと、電話の向こうで一緒に泣いて
下さいました。
お子さんがいない方だったから、育児の会でみていた子は孫のように
思っていてくれたみたいです。
本当にいろいろな方に助けられ子育てしてきたなと、つくづく思います。
そしてあの子が亡くなり、たくさんの人の思いに支えられ、今の私が
あります。
 今回連絡をとらせて頂いた育児の会の若いお母さんから、「山崎さん
も育児の会のOGなんですね。あちこちで、OGさんのご活躍をみると
とても励まされます」というFAⅩを頂きました。
生れて初めてOGと言われ、嬉しいような恥ずかしいような気がして
います。
そして私は、初女先生に出会ってやっと「子どもの生も死も与えられた
ものだ」と思えるところまできたのです。
こんなに年がいっても、育児の会に助けられています。
育児の会OGとして、頑張りまーす!
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限界を乗り越える

2010-04-11 13:04:10 | 日記
前回の逗子の講演会の時、生れて初めて主催する私にとって
555席という大きさは、立ちすくんでしまうものでした。
せっかく初女先生が遠くから来て下さるんだから、出来る事は
なんでもしようと思いましたが、途方に暮れる日々もありました。
そして気がつくと、チラシを9000枚印刷し、申し込みされた方も
チラシを配ってくれていました。
2月7日は満席となりました。
今回は会場が平日しかとれませんでしたが、でもその時私は思ったのです。
初女先生の講演会で、300席で土日だったらそんなに努力しなくても
席は埋まるでしょう。そうなると、自分に甘い私は、今まで以上の
努力をするだろうかと…
だから、平日しか取れなかった時に、困難はあったほうがいいと思ったのです。
それなのに、その困難に泣きごとを言っていました。
みなさんに大丈夫と言ってもらい支えられ、やっと自分でも大丈夫!と
思えるようになってきました。
初女先生も限界を乗り越え乗り越て、今にあるんですね。
初女先生の言葉の意味が、ちょっと深く自分の中に入ってきました。
   「限界をひとつ乗り越えると、また限界が出てきます。
    限界をひとつずつ乗り越えることによって、
    人は成長しますし、その過程は生涯続くものだと思います。
    何かに取り組む時は、ある限界までは、誰でもが出来ること
    だと思います。
    けれども、そこを一歩超えるか超えないかが、大きな違いに
    なると思うのです。」
                佐藤 初女 
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