~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

お元気ですかの「気」

2015-08-13 22:07:45 | 日記

明日は息子の二次試験なので、息子が我が家の

ホームドクターである治療院のY先生に気を入れて

もらいたいと言い、最後は「気」ですか、と思いつつ

それも、いいねと二人で出掛けました。

体の歪みををとってもらい、手当てをしてもらっている

うちに息子は熟睡して、暫くして「すっきりした~」と

起きてきたのですが、最後に明日出す履歴書を

3通出して「これにも気を入れて下さい」と、言うので

Y先生がその書類を手にすると、「1枚だけ変

力がない」と言うのです。

すると息子が「あ!一枚だけコピーしたんだ」と

先生が「変、力がない」と云ったのはコピーした

ものでした。

「自筆で書いたものは、チカラがあるのよ」と言われ

コピーと自筆と区別がつかないくらいなのに、

どうして分かるの?と、二人で固まってしまいました。

先生は「この間、食事に行ったらオーナーの奥さんが

膝が痛いっていうから、気を入れたら皆で飲んでた

ビールが水みたくなって、オーナーが申し訳ないと

言ってご馳走してくれたの」と…

息子と私は「すごい!すごい!」とびっくり

Y先生が「気ってどこにあるか知ってる?

おへその下の丹田。そこに気を落すの。

お元気ですかって、元の気に戻すってことよ

日本語ってすごいわよね~」と

いや~「気」って凄い!

「気」を元に戻して、元気にならなくちゃと

思いました。

帰って来た息子は、一心に書類を書いて

いました。

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書くということ

2015-08-11 23:19:10 | 日記

今週は、職場の夏休み

子どもが大きくなると、「何処かへ行かなければ」という

使命感もなくなり、ここ数年は初女先生の講演会の

準備に追われていましたが、

今年の夏は、ひたすら筆を持って「書」と向き合って

います。

書いても書いても、書けないのですが

それでも、離れられないチカラと魅力が「書」には

あるのです。

1月のグループ展の中で個展をさせて頂くので

8点ぐらい書かないといけないのに、まだ1点のみ…

テーマも決まっていなくて、作品を書けないし

どうしようと思っていたのですが、書く時に

必ず心に初女先生が浮かんでいるのに

気が付きました。

「足」を書く時は、初女先生の歩いて歩いて

歩いて来た、ひらっぺたい足が浮かび、「手」を

書く時は、働いて働いて来た先生の大きな手が

浮かんで来ました。

初女先生は、とても美しく品のある方ですが、

手と足が、働き抜いた人であることを物語って

います。

思いが強すぎるとかけないのですが、筆を持ち

紙の上に立ったとき、初女先生を思っている自分が

います。

そう思ったら、テーマがふっと浮かんできたのです。

『大地の母』~佐藤初女

あ~初女先生に繋がる思いを「書」で書けたら

なんて、壮大なことが浮かんでしまったのです。

書けるかな~

いや~兎に角書かなければ何も始まらない…

暑い夏、心を熱くして書こう

今日も働いている、初女先生を思い…

 

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我が家の怪談

2015-08-10 22:51:26 | 日記

先日、母のところに泊まりに行ったとき、寝ていると

母が起きて来て、ごそごそとしているのは分かったの

ですが、暫くするといきなり電気がついて、

母が「いくら探してもいないんだよ」と言うのです。

寝ぼけ眼で私が「誰が?」と。言うと「おじいちゃんよ」と

いやな予感がしつつ「どこのおじいちゃん?」と聞くと

怒ったように「昇さんだよ」と、父の名前を言うのです。

私は眠くてぼんやりしていた頭に、行き成り冷水を

かけられたような状態になり、「お父さんは、もう

死んでるじゃない」と言い放ちました。

そうしたら母は「そうか~」と、小さく呟きながら

部屋に戻っていきました。

暫くして、母の寝息が聞こえても、逆に私の目は

バッチリ冴えてしまったのです。

時計を見たら、夜中の2時でした。

翌朝、昨日のことにはふれないことにしていると

母が「夢をみたのかね~」と言うので

あっ!覚えているんだと…

姪が保健婦をやっているので、聞いてみたら

「おじいちゃんがいたと言ったら問題だけど

いないと言っているなら、事実だから大丈夫」という

メールが届き、ホッとしました。

でも、私は歳をとったら、きっと見えないものが

見えるというタイプだな~と、今から自覚しました

いや~100物語の怪談より、スリルがあった

我が家の怪談でした。

 

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「我」って

2015-08-08 12:28:47 | 日記

去年、佐藤初女さんと田口ランディさんとの対談

『深き森の語らい』をやらせて頂いたのですが

その時、今までの講演会とは全く違う運びとなって

いきました。

少しでも「我」が出ると、ピタッと止まり進んで

行かなくなるのです。

「我」がなくなると、するすると運んでいくのです。

最初は、思うように進んで行かないことを、外の

問題としてとらえていたので、「我」にあるとは

気が付きませんでした。

そして、やっとそのことが「我」にあると気づいた時に

今まで、一人でも多くの人に初女先生に出会って

欲しいと思ってやってきたことも、それも「我」

だったのではないかと、思えたのです。

そして、言葉では何度も言ってきた「お任せする」

という事が、やっと出来たときに「我」のない世界を

知ったのですが、その後は又むくむくと「我」に

支配されています。

先日ランディさんの「水の巡礼」を読み

「働くと働きは違う。

働きをする為には、自分を見つめる。

鏡に映して自分を見る。

かがみとは、カミ(神)の間にガ(我)がある

そういうことだ。」という文章に出会ったのです。

敬愛するkさんに、このことを伝えると

このことを知るためにランディさんとのご縁が

あったのではないかというようなことが

返信されてきました。

「我」を無くすなんて、途方もなく大変なことの

ように思えます。

でも、このことがランディさんとのご縁の本質

かもしれないってこと…

ランディさんに聞いたら、きっと驚くほど

簡単明瞭な答えが返ってくる気がします。

講演会の準備に苦しんでいた、あの時から

一年を経て、また突きつけられた「我」ということ

この課題をを抱えて生きていくのが、私の人生って

ことでしょうか…

ひえ~、だから生きるって面白いのかな…

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8月6日

2015-08-06 23:13:04 | 日記

今年もまた、8月6日が巡ってきました。

今年は、去年よりもさらに暑さが厳しい気がします。

でも70年前の今日、広島の空には太陽が2つあった

熱さだったといいます。地上580mで摂氏1024度

この数字を打ち込んだ後、言葉が見つからなく

なりました。

戦争は何があってもしてはいけない、正義の戦争など

ありはしないのだから…

広島の平和記念公園にある、原爆死没者慰霊碑に

刻まれている「安らかに眠って下さい 

過ちは繰返しませぬから」は、過去の人が誓った

言葉ではなく、今を生きている私達が誓い続けてゆく

言葉なのです。

今年の8月6日ほど、平和の尊さを感じたことは

ありません。

平和とは、当たり前のものとして在るのでなく

守り育て、そして確かに次の世代へと手渡して

行くものなのだと、心に強く思いました。

新聞に、栗原貞子さんのあの詩「生ましめんかな」が

載っていました。

           生まれしめんかな

 こわれたビルディングの地下室の夜であった。

 原子爆弾の負傷者達は

 くらいローソク一本ない地下室を

 うずめていっぱいだった。

 生きぐさい血の臭い、死臭、汗くさい人いきれ

 うめき声。

 その中から不思議な声がきこえて来た。

 「赤ん坊が生まれる」と云うのだ。

 この地獄の底のような地下室で今、若い女が

 産気づいているのだ。

 マッチ一本ないくらがりの中でどうしたら

 いいのだろう。

 人々は自分の痛みを忘れて気づかった。

 と、「私が産婆です。私が生ませましょう。」

 と云ったのは、さっきまでうめいていた重傷者だ。

 かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた

 かくあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ

 生ましめんかな

 生ましめんかな

 己が命捨つとも

                 栗原 貞子

 

 

 

 

 

 

 

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人生の課題が…

2015-08-05 17:27:30 | 日記

昨日は、熱中症による頭痛で仕事を早退しました。

家の中でも熱中症になるなんて…

私のホームドクターなる治療院のY先生に、メールを

すると、腰湯と梅醤番茶勧められ、これって体が

冷えてるって事だなと思いました。

確かに、夏は冬より体の中が冷えているって

いいますから…

早速、5本指の靴下を履き、梅醤番茶を飲み

夕方、腰湯をしたら体が軽くなりました。

私の敬愛するkさんは、腰湯をしながら読書をする

と、聴いていたのでお風呂場に本を持ち込み

読み出すと、これがなかなか良いのです。

田口ランディさんの「水の巡礼」を読んでいると

『よく働くことと、働きをすることは違うのだ。

あんたは自分の働きをしておらん。そんなことじゃ

この先、ずっとこのままだな。この一年で変わらんと

生涯このまま』と、ランディさんの聖地巡礼の師匠の

ような方に言われたと…

ランディさんは「働きとは、きっと私がこの世界の

なかで果たす役割のようなもののことであろう」と

言っていて、「働きをするためには、どうしたら

いいんでしょうか」という問いに、その方は

「自分を見つめること。鏡に映して自分を

見ればいい。かがみとは、カミ(神)の間に(我)が

あるだろう。そういうことだ」と、言われ

ランディさんは、う~んわからない。しょうがないので

宿題として持ち帰ることになる。と書いていましたが

気持ちよく腰湯をしていた私は、行き成り人生の

核心となるようなことを、突きつけられた気がしました。

働くと働きは、確かに違う…

自分の働きとは…

うわ~熱中症から人生の課題へと

生きてるって、すごいな~

熱中症で鈍った私に、どかんと人生の課題が

やってきました。

ひえ~

 

 

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アサイチ~め!

2015-08-03 23:26:18 | 日記

今朝、NHKのアサイチで家の片づけをやっていました。

片づけが苦手な私としては、こういう番組は

よく見るのです。

そして、いつか自分も片付けるぞーと思うのですが

なかなか実行できずに終るのです。

絶対リバウンドしない片付けなる本を見つけ

立ち読みしたら、押入れから片付けるの一言に

「押入れから始めるなんて、無理~」と即諦め

ました。

ところが、今日の番組の片付けは玄関からと

言うのです。

玄関なら、片付ける範囲も狭いし、これなら出来ると

決心し片付けを始めたら、片付けているのか

散らかしているのか分からなくなるほどで

おまけに、この暑さで頭痛までしてきて

熱中症では?という感じになってしまいました。

玄関だけは、多少整理がつたいたものの

片付けは、夏は不向きという結論がでました。

NHKに夏場は、片付け番組は放映しないほうが

いいと、言いたくなりました。

昨日、久米弘さんがラジオで「オリンピックは

秋にしたほうがいい」と言ったのが分かりました。

主人が帰って来て、片付けたのに気が付かなかった

と言われ、疲れがどっとでました。

下駄箱の上の棚に、亡くなった息子の小学校の

時の上履きが入っていて、又しても捨てられず

閉まってしまいました。

あ~あ…

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幸福になるには…

2015-08-02 23:56:42 | 日記

今日は東京で、初女先生の講演会がご縁で繋がった

仙台と茨城の初女さん大好きの方と会いました。

いや~3人とも、話し倒したというくらい

いろ~んなことを話しました。

東京駅で別れ、それぞれのところへ帰って行ったの

ですが、何だかまた直ぐ会えるような気がしました。

6時半くらいに駅に降りたち、空を見上げたら

愛おしくなるような桃色の雲が…

見ているだけで幸せな気持ちになりました。

夜、昨日息子が買って来た、哲学者の池田晶子さんの

「14歳の君へ」という本を何気なく読んでいたら

『人は、幸福な心になりさえすれば、誰でも必ず

幸福になれるんだ。心が幸福でないままに、外に

幸福を求めようとするから、幸福になるのが難しく

なっているだけなんだ。』という文章出会い、

そうなんだよ。幸福って条件じゃないんだよね~

って、一人で嬉しくなってしまいました。

だから、幸福も不幸も自分の心の有り様って

ことなんですよね。

でも、この簡単なことが分からず、「幸せに

なりたい、幸福になりたい」って幸せ探しを

し続けている人が、何だか結構いるような気がします。

今日は、心響く人とおしゃべりして、桃色の雲を見て

私の心は、幸せ一杯でした~

自分の中に、幸福も不幸もあると思うと

幸せになるのって、案外簡単です~

この心理が早くわかっていたら、こんなに

遠回りしなくて良かったかも…

 

 

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ランディさんと初女さん

2015-08-01 22:46:37 | 日記

わー今日から8月、どうしましょうと思うくらい月日が

どんどん経っていきます。

田口ランディさんが初女先生のことを書き下ろして

いますが、なんと10日で250枚書いたとツイッターに

書いてありました。

すごいな~早く読んでみたいな~

ランディさんから見た初女さんって…

去年の逗子の初女先生との対談がここに繋がって

いたなんて…

きっと神さまは全部ご存知なんだろうな~

1月に、ランディさんと弘前の初女先生のお宅を

訪ねた時に、初女先生が「糠床は生物多様性」と

言っている、その先をランディさんに書いて欲しいと

言っていました。

ランディさんは、何と書いたのでしょう。

「初女さんは、言葉の少ない方だから」とランディさんが

言っていたけれど、初女先生の沈黙の言葉を

ランディさんが、どのような言葉で蘇らせて

くれたのでしょう…

ちょっと想像しただけで、わくわくします。

ランディさん、楽しみにしてま~す!

初女さんに「言葉を超えてね」と、言われた

ランディさんが書き下ろした佐藤初女さんに

早く会いたいで~す!

ランディさん、本当にお疲れさまでした。

 

 

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