世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ジャンヌ・ダルク

2013-07-20 02:24:32 | 天使の小窓

珍しい女性の天使である。かわいらしい女性だった。

彼女もまた国を憂え、国を愛していた。
そのまことの愛が、国を動かし、国を救った。

20年に足らぬ人生で、なしたことは大きい。

だがこの人生で味わった苦難によって、この天使は、重大な障害を持った。
これ以後、彼女は自閉及び強い異性恐怖症となった。

天使は地上に生まれてくるたびに、人間によってさまざまに妨害を受ける。それによって、障害を持つことになった天使は多い。いや、すべてがそうだ。よって、天使によるこの世の表現は、時代を経るに従い悲劇的になっていった。

人間は、狂女云々というジャンヌへの不当な評価を改め、正当に評価し、彼女に謝り、彼女を美しく癒していかねばならない。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする