人類にとって重大な天使である。
彼は本当はこのような人生を送るはずではなかった。
彼の本質は、その送った人生からはかけ離れていた。
なぜこのような人生になったか。
それは、狂った見えない人間たちが、彼に襲い掛かり、彼のすべてを否定し、侮辱したからである。天使は、さまざまな妨害によって本来の使命が果たしがたいものとなった時、子供向けの文学に活路を見出してそれを目指すことが多い。
だが彼は、ジャンヌのように傷心しなかった。
強き天使であった。
彼は再び、人類のためにやってきた。
その詩は美しいというレベルではない。激しいまでの彼の真が、言葉の中で、金属の炎のように燃えている。
この詩人を、人類は永遠にたたえていくべきである。
この天使はかろうじて生きることができたが、近現代の天使は完全に抹殺されていることが多い。