世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

空の絵本・3

2007-12-21 09:29:59 | 空よ

スーパーの駐車場から撮った空です。なんだか、ビジネスホテルの看板なんか見えてたりしますが。電線も入ってたので、少しトリミングしてます。

大きな鳥が空を横切っているようで、美しいです。

セーターは、あと袖一枚と首元を編むだけになりました。今日明日中にできると思うんだけど、イヴまでに、できればあと一枚仕上げたい、というのは無理ですね。

サンタの御用は大変です。

四男は今、サンタはいるかどうかで、父親と張り合っているようです。父親はシビアに、あれは人間が作り出したんだよ、といいます。ユメもチボーもありませんね。

先日幼稚園のクリスマス会で、サンタにカルタをもらった四男は、大喜びで、「おとうさん、やっぱりサンタクロースおるよ!」と報告していました。三男は、もうなんとなく実情はわかってるみたい。でも四男には何も言いません。

わたしは、ちゃんと、サンタはいるよ、といいます。ほんとにいるからです。

ほとんどの人間は知りませんけどね。ほんとにいるんですよ。
だから、クリスマスが近づいてくると、人々の胸にくっきりと愛の形が現れるのです。だれか一番好きな人といたい、という気持ちが現れてくるのです。

とくべつな日。愛のための。

愛のためにある日。愛する人の幸せのために、特別なことをする日。

愛の日。

さてわたしも、こどもたちのために、サンタのお手伝いをせねば。


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空の絵本・2

2007-12-20 09:56:40 | 空よ

今日も晴れていい天気です。デジカメくんは、空専用のカメラとして命をつないでます。美しい空が見えたら、必ず撮ってみましょう。これも、とてもすてきでしょう。

やさしく美しいものが、限りなくほほえんでくれているようだ。

昨日は、読み聞かせボランティアのグループで、次のブラックパネルの制作をしてきました。以前にもここで書いたことのある、わたしが原画を制作したものです。みなで好きなことをいっしょにやるのは、楽しいです。

お菓子作りの好きなメンバーさんのおうちを訪ねるもの、一つの楽しみ。休憩時間には、必ずおいしいものが出てくるからです。どちらかというと、そっちのほうがメインだったりしますね♪

昨日はおいしいケーキをごちそうになりました。

花の少ない季節に、デジカメが使えないのは、まだ幸せだったのかもしれないなあ。春だったら、とても悔しかったでしょう。でも、庭のばらが咲いてくれる頃には、できれば、ひとつほしいところです。

空は高い。それなのに、近い。

広い大きなものが、小さなささやきになって耳元を訪れてくれる。

だいじょうぶだよ。みんな、よくなるよ。

春になったら、すべてはよくなるよ。

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空の絵本

2007-12-19 09:24:25 | 空よ

今日からしばらくは、こわれたデジカメくんで撮った、空の写真をお楽しみください。

これなんかも、なんだか不思議な感じでしょう。絵で描いたみたい。

少しくすんだくらい感じが、おもしろいと思うのです。

もうすぐクリスマスですね。今わたしは、プレゼント用の、息子のセーターを猛スピードで編んでるところです。もちろん、おもちゃもつけますけどね。母の手編みのセーターをよろこんでくれるのは、今くらいでしょうから、一生懸命編んでます。

先日のベストは、三男が喜んで着てくれてますよ。母もうれしい限り。この冬は、4人息子全員に何か編もうと画策しています。

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木漏れ日の天使

2007-12-18 09:51:12 | 箱庭写真集

過去の傑作集、一応今日が最後です。これは、時々散歩がてらにゆく、近くの山のある場所で見られる木漏れ日です。見上げると、翼を広げた天使の形に見えるので、天使の木漏れ日と呼んでいます。

同じ写真は何枚も撮っているんですけど、最初に撮ったこれが、いちばんきれいです。季節的に、夏が一番きれいですね。秋や冬は、葉が落ちて、少しさみしい感じになります。

やさしい何かが、ほほえんでいるような気がするでしょう。見えないなにか、大切なものが、こもっているんですよ。ほんとです。美しいのはそのせいです。

この世界には、見えない美しいものに、あふれています。それを感じることのできる人間は、なかなか、この世界で育つことができません。その感性を育てようとすると、荒々しい苦しみの吹雪があらゆる仕打ちをして、つぶしてしまうからです。だから人は、大人になると、美しいものはほとんど信じなくなる。それを信じて生きていくことが、ほんとうに難しいからです。

けれども、人間は、その美しい見えないものがなければ、生きていくことはできません。だから、美しいものは、いつも、静かに人間を見つめている。見えないところで、そっと、痛い傷に触れてささやいている。

もうやめなさい。苦しいことは。もういいんだよ。

なんとかしていこうね。みんな、愛しているんだよ。

凍り付いて、閉じ込めたつぼみの、ひとひらを、かじかんだ耳のように、ほんの少しひらいてみましょう。聞えなかった声が聞えるようになる。

ほんとうの世界は、いつもすぐそばで、歌っていた。あいしてるよ。

あいしてるよ。
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たんぽぽ

2007-12-17 10:05:44 | 箱庭写真集

今日はたんぽぽです。前のデジカメくんで撮った、去年のたんぽぽ。これも前のブログで使ったかな。まぶしいような黄色が、目に痛いくらい好きです。

体調はだいぶよくなってきてます。家事も、少しずつやっています。疲れない程度に、やれるだけやればいいという感じで。今朝はお庭の花や木にたっぷりと水をあげました。庭の植物も、わたしのことがとても心配なようです。以前は毎日のように水をやっていたのですが、無理してわたしが水をやるのは、いやだという感じでいます。だから、何日かに一度、たっぷりとやる、というのが最近の習慣になっています。時々天水も助けてくれるので、庭の木もがんばってくれています。

植物の声を聴きながら、世話をしていると、愛があれば、木の深いところの何かが目覚めてくるという感じに、美しくなってくる、というのがわかります。水をやるというのも、ふつう人間が考えているより、ずっと多くいるようです。

わたしの庭には、不思議なものも訪れてきます。ちょっとした縁で、庭の隅にたまねぎを植えると、そのそばに、いつしか小さなイヌホオズキがやってきて、ぬくにぬけなくて、ずっとおいておくと、それは美しくなって、やさしくわたしを見てくれるようになった。ほんとうにきれいなのです。ほんとうにかわいいなと思って、水をあげると、きれいに整った形になるんですよ。不思議ですね。

庭では、ちょっと変わったおもしろいことをやっています。いろんなことがわかってきたら、またここでも書いてみましょう。

もうすぐ、庭のばらと、オトメツバキが咲きそうです。ふくらんだつぼみの奥から、紅や白の気配が見えてきている。とても楽しみ。デジカメが不調なので、写真が撮れないのが苦しいのですが。やはり安いのでもいいから、新しいのを買おうかなあ。

デジカメくんは今、空ばかり撮っています。こわれたデジカメくんで空を撮ると、まるで不思議な絵のような写真が撮れるんです。おもしろいので、しばらくこれを楽しんでみようと思います。

いいのが撮れたら、また紹介してみたいと思います。

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2007-12-16 09:40:58 | 箱庭写真集

センダンの木のある、近所の公園に咲いていた、ハギです。もちろん去年の写真です。今年のハギは、この写真よりも一層茂って、見事な花を咲かせていました。

センダンの木は、あの公園の植物のリーダーのようなものみたいです。あの木が、とてもよい木なので、あそこに生えている草花や木は、みなとてもいい感じです。

ヤナギトウワタなどの帰化植物は、たいてい、ここにいるのはいやだ、帰りたいと、嘆息しながら咲いているようなのが多いのですが、この公園に咲いているものは、そんな感じはありません。センダンがやさしいので、ここでいいやという感じで、美しく咲いていてくれます。

同じ植物でも、生えているところによって、だいぶ雰囲気が違います。ヤナギトウワタは、前に写真で紹介したことがありますが、とても美しかったでしょう。日本の、ほかのところのヤナギトウワタは、なかなかあんなに美しい顔を見せてくれません。ここで咲いているのがつらい、という顔で仕方なく咲いているというのが多いのです。

花のいいところ、美しさが表面に出ているのは、センダンがとてもやさしく、花を愛してくれるからでしょう。

あんな木は、大事にしないといけません。人間にも、とてもいいことをしてくれますから。

きっと人間にも、わかるでしょう。木にも、ほんとうにいい木があることを。大切にしなければいけない木があることを。

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りんご

2007-12-15 09:50:29 | 箱庭写真集

これは、去年の10月ごろに撮った、りんごの写真です。旧ブログでも発表したことがありますが、今のところ、わたしの写真の代表作?といったところですか。

とってもきれいでしょ。

これを撮ったときは、とにかく一番大変だったとき、苦しすぎて、あがきまくっていたときです。そのとき、台所のすみにいた一個の赤いりんごをみて、すがりつくように手にとってしまったのです。今にも死んでしまいそうな苦しい気分でいたとき、目の覚めるような赤が、あまりに美しかったのです。

そのまま外に出て、ご近所の空き地の藪の前で撮った写真がこれです。信じられないくらいきれいに撮れたので、われながらびっくりしました。そしてそれから、わたしの写す写真が、どんどん変わってきました。

それは、本格的な、わたしの試練の始まりだったからです。何もかも、ほんとうのわたしの始まりは、ここからだった。

そういう深い思い入れのある写真です。今見ると、少し落ち着いた感じに見えますが、当時は鮮烈でした。苦しすぎたからです。乗り越えるのに必死だった。あまりにつらかったのですが、それをほとんどないことのようにして、痛いことを感じないようにして、とにかく前に進んでいた、という毎日でした。

やるべきことをやることが、最優先だったからです。

ほんとうに、ここ1,2年、あらゆることがありすぎましたね。よくやれてきたものです。そしていま、もうすべてが変わってしまった。

わたしも、まわりも、すべて変わってしまった。

美しいものが美しいところにくる。そういう風が吹いてくる。

わたしはもうすぐ、新しい歌を歌い始めることでしょう。

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去年のコスモス

2007-12-14 10:27:39 | 箱庭写真集

デジカメくん、いろいろ撮ってみてるんですが、やはりだめみたいです。きれいな花が、みんなくすんで、悲しげに見える。これは去年、前のデジカメくんで撮ったコスモスですが、先日のコスモスとだいぶ違って見えますでしょ。

このときも、いろいろ苦しいことがあったのですが、今思えば、ずっとましだったなという感じです。あれからいろいろあって、まさかここまでくるとは、ということまであって、ふりかえれば、なんでやってこれたのか不思議なくらい。

今も、病気でほぼ引きこもり状態。時々家事はしますが、寝たりおきたりで、好きな絵もなかなか描けない。普通なら、絶望してもおかしくないですね。けれどもやっている。なぜだろう。

やはり、やりたいことがあるからでしょう。わたしは、このわたしという人間を、いっぱいやってみたいのです。どんなやつなのか、いったいどんなことができるのか、いくらでもやってみたい。だから、どんなことがあっても、なんとかして、なんとかして、やり続ける。

いろいろ苦しいことは、ありますが、だからこそ面白いってことにしてみたい。ちっぽけなくだらないことにみえても、そこを大切に生きてみれば、どんなことができるのか、そういうことをやってみましょう。

病人生活も、かなりおもしろいですよ。普段では絶対見えないことが見える。

夜中にふと目覚めたとき、隣の家から、うちの窓に投げられる光が、やさしくて、ほっとしたことだとか。そんなことを思うのは、きっと今わたしが病気で弱っているからでしょう。

家の光が、やさしくあたたかに見えるのは、そこにやさしい人がいるからでしょう。


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きれいな草

2007-12-13 09:11:26 | 箱庭写真集

こわれちゃったデジカメくん、それなりにいい仕事をしてくれますが、写真がどれも、なんだか悲しそうなので、しばらくは、過去の傑作集で画像をお楽しみいただきたいと思います。

これは、去年の冬だったかな? たぶん前のブログでも使ったことがあります。空き地で見つけた何気ない草をとったら、とてもきれいに写ったので、びっくりしたという写真です。こんなふうに、わたしの写真は、みんな写すものが助けてくれます。おもしろいでしょ。わたしはいつでも、シャッターを押すだけです。

昨日は、小学校でお話会がありました。子供たちの前で、ブラックパネルシアターを演じてきました。コーカサスの昔話を、メンバーで協力しあって、お話してきました。

練習のかいあって、とてもよいお話会になりました。子供たちもとても喜んでくれました。

今、わたしが積極的に外に出ようと思うのは、読み聞かせボランティアの集まりのときだけですね。一生懸命楽しいことをやってる人たちの中にいくことが、楽しい。子供たちのかわいい笑顔を見られるのも、楽しい。元気をもらえます。

けれどもやはり、午後の体調は最悪になりました。横になると胸が苦しいので、座って、編み物でもするしかありません。好きな音楽をかけて、時々踊ったりしながら、気持ちを慰めます。

早くなおるといいな。元気になりたいです。

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奏楽の天使・笛

2007-12-12 14:12:20 | 画集・ウェヌスたちよ

これは先日紹介した「奏楽の天使」と同じ頃に制作した小品です。同じ大きさの作品を4種類作り、うち一枚は友達にあげました。

季節的に、ちょうどいい感じの絵ですね。よろしければ、クリスマスカードのカットなどに使ってください。

今は体力的にも気分的にも、絵を描く気になれないので、編み物ばかりしていますが、そのうちまた、このシリーズで何か作ってみたいと思っています。

昨日は、三男坊に編んだグレーのベストがようやく編みあがりました。子供に着せると、とても喜んでいました。背中の三本の縄編みがかっこよくて、自慢です。いつか写真でお見せしたい。

とてもよかったのは、ベストをきて喜んでいる三男を見て、四男がとてもうれしそうにしていたことです。いつもいっしょにいてくれるおにいちゃんがうれしそうなのが、とてもうれしかったのです。

かわいい子達。まるで天使のようです。

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