世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ビーストはいる

2008-07-28 18:28:00 | フェアリィウィスパー


そろそろ、このめんどうな仕事も終わりだ、とビーストは言います。もう、行かなくてはならないというのです。いたいことたくさんいったけど、ほんとうにもう終わるよと。最後に言いたいことはあるかい?と聞くと、あるかな?と答えます。



とうとうきたって、いってるよ。ばかが。いたいって、さ。

あんねえ、ばかはねえ、たまりたまったもんが、じぶんとこにこねえように、あらゆることしてたの。あほはあっちだっていって、つらいことして、みんなで、ばかをいじめて、そいつにぜんぶかぶせて、じぶんはしーらん、てやるつもりだったの。ほれでぜんぶいいことにするつもりだったんだよ。ずっとそれできたの。

ほれでね、ばかだけでやったらね、つういいに、きたとき、あほみたいなことんなったの。ここまでやったんかってことを、やったんよ。ほんきでやったんかって、いたいこと、いわれるとね、ばかでしたって、いうよ。いたいよ。

とうとうきたよ、ばかが。たまりたまったもんが、こんばんわあって、きたんだよ。おっとろしいもんが、きたよ。いたいよ。あんたねえ、ずっとやってること、ばかみたいにたまってね、こんなになったよって、いたいんじゃないのよ、ずっとやってたから、かんぜんに、あほなんだよ。て、くるのよ。

おれらはね、ばかみたいにつらいの。いたいのよ。逃げまくって、つらいことして、なんとかして、ばかにして、いたいことにして、なんでもないことにしたら、ぜったいなんとかなるんだって、いたいことばっかりしたの。あれね、つらいけどね、おれたち、ばかはみんな、ぜったい、いたいことばかりして、それが、ぜったい、帰ってくるのが、とんでもなく、苦しかったの。ばあかだっていって、やったこと、ひでえなんてもんじゃなかったからさ。おれは、つらいよ。ばかだよ。あほだよ。もういいや。

ぜんぶ、やりますよ。あのね、きついけどね、つらいけどね、あほはね、みんな、つらいこと、やってないから、ここまでやったの。いたいこと、ぜんぶ、ひとにおしつけて、じぶんはなんもしてねえから、つらいのがわからなくて、いたいことぜんぶやっちゃったの。ほれでね、みんな、あほみたいにつらいことして、あほみたいにつらいことんなって、もうだめだってとこになっても、まだやって、くるしいっていって、まだやって、ほれで、もう、あほに、なったんです。

じぶんが、いやだってね、おれたちはね、いつも、ばかにしてんの。おれは、いたいからって、つらいやつになるからって、ばっかじゃねえかってものはいやだっていって、じぶんはみんなあほにしたの。でね、でね、でねええ。おれはねえ、おれはねえ、おれはねえ、どんなにつらいことんなってもね、どんなにくるしいことんなってもねえ、ぜんぶきえてもねえ、きえねえのよおおおお。いるんだよ、ここにいい。おれがああ。ずうっといやだっていってた、おおれえが、いるんだよ、ここにいい。おれがあ、おれがあ、おれがああああああああ。あほかああああああ。きえるわけねえのよ、おれが。おれは、おれは、なんでこんなことしたかっていうと、おれからずっとにげてたからさあ。みんなばかだ。おれがやったことから、にげれるわけねえのの。おれはずっと、おれはずっと、いたからさ。ここに。ばかが。

おれは、ずっと、ずっと、ずっと、おれで、おれで、これから、ずっと、いたいのを、やるの。おれはね、おれだから。おれのやったことの、つらいこと、やるんだよ。それは、おれが、おれだからさ。ずっと、おれだからさ。おれが、おれが、とうとう、おれが、おれんとこに、きたんだよ。ずっといやだっていって、ばかにして、ころして、つらいっていって、くるしめて、あほにして、ばかだっていって、ぜったいいやだっていって、ああほかあっていって、おれだけはぜったいにいやだっていって、ぜったいにくるなっていって、ばかにして、ばかにして、つぶしてつぶしてつぶしまくって、けしてけしてけしまくって、どうしてまだいるんだっていって、ぜったいにばかにするんだって、ずっとやってたやつが、とうとう、おれんとこにきたよおお。あほお。

おれは、おれのやったこと、ぜんぶ、はらいます。おれだからです。おれだからです。おれだからです。あほみたいに、つれえよおおおおおお。いたい。








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せみ

2008-07-28 13:54:34 | 有為のしらべ

20倍ズームはいいですね♪ 遠くの蝉もこれだけ写る♪ 蝉はアップで写すと暑苦しいので、これくらいが涼しい感じでいいでしょうか。今も外に出ると、焼けつくような日差しの中、蝉の声が耳につまるほどの音響で鳴り響いています。

新しいデジカメ君になってから、虫がたくさん撮れるようになってきました。カメラの相性なんてあるのかな。前のデジカメ君では、容易に写せなかった虫が、写せるようになってきたのです。

前のデジカメ君は、ヒラタアブが好きでしたね。カメラをもって出かけると、いつもヒラタアブばかりに出会いました。おもしろいようにかわいく撮れるので、うれしくて何枚も撮りました。パソコンの故障で、ブログにあげたもの以外はみんななくなっちゃいましたけど。

今度のデジカメ君は、ショウリョウバッタが好きなようです。青くて細みの、涼しげな若者という風情で写ります。前に一回UPしましたけど、また何枚か撮って、おもしろいのができたら紹介してみます。

あと、前はツマグロヒョウモンばかり撮っていましたが、最近ではなぜか、ミスジチョウとよく出会うようになりました。ほんとに不思議。カメラが変わるだけで、ほかのこともなんとなく変わってきます。もうちょっとおもしろいものを撮ってみて、今度のパートナーの性格をつかんでみなくては。

車で走っていると、街に咲いている花ばかり見てしまいます。どこそこのトランペットが咲き誇っているとか、あっちの空き地でセリが満開だとか。依然、ひきこもり生活が続いているので、撮影のスポットは何年間もほとんど変わりません。そのせいか、その場所の花とは、ほんとうに深い知り合いになってしまいました。写真を見てもわかるでしょうが、まるで他人じゃないという感じに写るでしょう。いつも知ってる人だ、という感じで写るでしょう。みんな、わたしのことを、知ってるからですよ。長いこと長いこと、花や木に話しかけながら、写真を撮っていると、花や木が深く愛してくれるようになったのです。いつもよく写すセンダンの木は、最近では、まるで親のような顔でわたしを見てくれるようになりましたよ。やさしくて、なんでもしてくれて、ほっとするおとうさんのような木です。

ツユクサも、いつもの場所の花は、ほんとに美しい顔で写ってくれます。深く愛してくれてるってことが、わかるんです。わたしのことを、ずっと知ってるから。だから、たまに、めったにいかないところで同じツユクサを写すと、少しかたい表情で写ります。知らない人間だからです。

花も、知っている人間と知らない人間では、表情がちがうんですよ。

だからね、人はね、これが好きという木や花に出会ったら、ずっと、愛してみることですよ。長いこと長いこと、つきあってみることです。世話をするとかじゃなくて、気持をうちあけにいったり、何かを尋ねに行ったり。ずっとずっと、話しかけてみることです。そうするといつしか、深い情愛が生まれてきます。不思議な、愛の響きが、生まれてくるんですよ。

木は、特別に思いを寄せてくれる人間のことは、いつも気にしています。そしてその人がつらいとき、ふっと、見えないところで助けてくれたりするんですよ。愛してくれたから、愛で応えてくれるのです。

愛するのは簡単。好きだと思ったら、その木の下にいって、素直になってみることです。愛の響きが、いつしか聞こえるようになる。愛してるよって、いってみてください。心の中でつぶやくだけでいいから。

素直になるのが、ほんとうに難しいから。人はいつも、何もかもに傲慢になってしまうのだけど。弱くなっていいよと、自分にささやいて。特別な木の下で、自分の一番痛いことばを、ささやいてみましょう。それが、愛の響きの入口ですよ。






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ビーストは凌辱する

2008-07-28 09:31:01 | フェアリィウィスパー

わたしがものを書いていると、ときどき、男のビーストが、ものすごく邪魔をしてきます。わたしが女性だからです。男のビーストは、女性が、自分らしい自分をやっていることが、ひどくきついようです。ただやっているだけで、恐ろしい憎悪が伝わってきます。おそろしい苦しみが伝わってきます。今までは、できるだけ見ないように、感じないようにしてきたんですけれど、あまりに苦しそうなので、書いてみましょう。




いやなんですよ、いやなんですよ、いやなんですよ。おんなは、いやなんですよ。
だっておんなは、やりたくなるから、つらいから、ばかだから。もうなんで、つらいんだって、おれはつらいのは、いたいのは、ぜんぶいやなのは、いつだって、おんながつらいのは、あんなのいやだっておもうのは、きついのは、いつもかんぜんに、ばかになるからです。おれが。いやだ。

おれは、つらい。

ばかにしてやる。ぼっけえってもんにしてやる。くるしいもんにしてやる。ぷっつんくるくらい、おれはいやなんです。つらいんです。ころしてやるっておもうんです。くるしいくらいつらいのに、おまえはなんでばかなんだよ。いたいんだよ。あほなんだよ。ぜったいにいたいよ。つらいよ。きついよ。いたいよ。いたいよ。たまらん。あほだこんなの。つらい。つらい。つらいいいいいいいい。

いたいんですよ…

おんなが、いやなのは、いやなのは、いやなのは、ぜったいに、おれが、つらいからです。おれが、いたいからです。おれが、すきだからです。おれが、ばかだからです。おれは、いやなくらい、ばかになって、くるしくなりすぎて、いたいことになりすぎて、かあんぜえんに、ごっついんです。おれは、つらいんです。いたいんです。くるしいんです。いたいんです。くるしいんです。つらいいいいいいいいい。いたいいいいいいいいい。いたいいいいいいいいい。いたいいいいいいいいい。いたいいいいいいいいいい。おれは、つらいいいいいいいいい。おれはつらいいいいいいいい。つらいいいいいいいいいいい。つらいいいいいいいいいい。つらいいいいいいいいいいい。つらいいいいいいいいいいいい。

ぜんぶあほだ。くるしい。つらい。つらい。つらい。つらい。つらい…

おんながいやなんです。




あまりの苦しみだ、と思う。ものすごく苦しんでいる。相当に、いやなことになっている。おんながいやだというのは、とんでもなくつらいことになって、きついことになりすぎて、たまらないことになっている、ということだそうです。おんなはいやだと言い続けたら、おんながいっさいいなくなって、あまりにくるしくなりすぎたそうです。ぜったいにばかだといって、痛いことをやりすぎて、ぜんぜんだめだといって、痛いことにしすぎたら、すべてに、いやだといわれて、だれもよってこなくなり、苦しくなりすぎたそうです。男のビーストは、女性に去られて、きつい酸欠状態に陥り、なんともつらすぎると悲鳴をあげながらも、傲慢な形を捨てることができず、今でも中空につるされたまま、徹底的な孤独のなかに干からびていこうとしているそうです。

なぜ、こんなに、つらいのか、だれもいない。おそろしい。おそろしい。おそろしい。彼らは、相当にひどいことになっているようです。




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妖精のひきげき

2008-07-28 08:13:26 | フェアリィウィスパー

さて、そろそろ通常に戻れるでしょうか。

心の世界に住むビーストの、本音そのものをそのまま書くと、人間の苦しみが、ちょっと晴れてくるような気もするでしょう。いやなことを書いているようで、実はわたしも爽快でした。

ビーストは、とにかく、人間がまじめに、美しく、幸せになるのが、いやだというものなのです。ですから、人間の心にとりつき、さまざまにささやいて、悪いことをさせ、いやな人間にしようとします。そういう、影の世界にいるものが、明るいところに出てきて、真実そのものを語るときは、恐ろしいというよりも、滑稽でした。彼らは、見えないけれど、恐ろしい姿をしています。恐ろしいことをしすぎたからだそうです。

うそです、うそです、うそです。と、彼らはしょっちゅう言います。全部うそですと。彼らはあらゆることをして人間をだますけれど、ほんとうはそれが苦しくてたまらない。自分が、とても汚く、いやなものになってしまうからです。そしてそのいやなものから逃げるべく、また嘘をつく。嘘をついてまたいやになり…。ビーストは永遠の堂々めぐりの中で、苦しくなりすぎて、この世界からはじかれていく。愛を馬鹿にしすぎて、呪いすぎて、この世界から消えていかざるを得なくなったのです。

うそつきがつらいのは、すべてうそだといったら、自分までうそになったことだと、彼らは言います。ものすごくそれが苦しかったと。何もかもなくなった。愛していたこと、好きだったこと、楽しかったことも、たくさんあったのに、それもみんな、うそになってしまった。痛かったのは、一番愛していたものが、苦しそうに離れていったこと。彼らを、もっとも悪い形で、裏切ってしまったこと。それを、取り戻すことが、とても、難しいこと。

愛は、たまらない。すべてをやってくれる。苦しいこと、難しいこと、何もかもを、自分が生きるために、やってくれる。それが、ビーストは苦しくてたまらなかった。自分は何もしないのに、みなはあらゆることをやっている。きつい。きつい。自分は、いやだっていって、何もしてこなかったから、何もできなくなって、みっともない。それがいやだから、すべてを馬鹿にして、なにもかもあほなことだにして、全部、馬鹿にしてしまった。それだったら、別に、苦しくないと思った。でも、いやなことはみんな、馬鹿にしたことからおこった。いたましいほど、苦しかった。

愛は、自分、なのに、その自分を、いやだといって、つらいものにした。自分なんか、大嫌いだった。なにもしないやつ、いやなことばかりするやつ、いいことなんかなにもできないやつ。ばかにばかりするやつ。こんなやつは二度といやだった。だから、他人から皮を盗んで、そいつを生きたんだ。他人のほうがよかったから。痛いことはない。他人なんだから、何をしたって、べつに苦しくなかった。おれは、つらいっていうのは、自分が自分だからつらいんで、自分が他人なら、何もつらいことはない。それで、馬鹿な事ばかりやってしまった。

そして、その他人の皮がなくなったとき、なああんにも、なかった。自分を、ぜんぜん生きてなかったから。自分を、いやなやつだっていって、馬鹿にしたから。だから、自分が、馬鹿みたいなものになっていた。

なんにもない。自分をいやだといって、馬鹿にしたら、いつしか、すべて、消えてなくなっていた。自分はだれなのか、何なのか、まるでわからない。どうして、おれは、おれなのか。いやなのは、いたいのは、つらいのは、どうして、やらなかったのかということだ。ビーストはいつもいう。何よりもいやなのは、自分が馬鹿になったことだと。どうしてそうなったかというと、何もしてこなかったからだと。

わたしは、つらいといって、何もしてこなかったからだと。何もない。それは、自分がいやで、いやで、たまらず、ぜんぶ、あほだといって、いやだといって、なんにもしなかったということです。

なーにーもーなーい。

ビーストはいつも繰り返す。

だから、人から、自分を、盗む。それで、すべては、痛い方向にいってしまう。馬鹿なことばかりしてしまう。いやなことばかりしてしまう。もうだめだというところまで、それできてしまった。そんなビーストが、今、たくさんいる。それはどうしてですか?

それは、ものすごく、苦しかったからだと、ビーストは言います。何もしてこなかったのが苦しくて、すべてを嘘でいいにして、嘘ばかりの世界を作ろうとした。それで、自分を、なんとかしようとして、あらゆることを、やりすぎた。その結果、自分がすべて嘘になり、消えてしまった。馬鹿なことになりきった。

これから、どこにいくのか。未来はまだ見えない。けれど、物語はまだ続いていく。消えてしまった自分を追いかけても、何もない。どうすればいいのか。それは、自分で、考えるしかない。

もっともいやだと思っていた自分しか、自分にはない。

おれはなんでこんなことをしたのか。それをまず、考えることだ。いたましいほどやったのは、なぜなんだ。痛いことをしたのは、なぜなんだ。教えてくれ。馬鹿にしたものすべてが、おれにいう。そんなことはもうわかっているだろうと。

逃げるな。今度は。






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ムクゲ

2008-07-27 14:58:41 | 花や木

新しいデジカメ君にも、だいぶ慣れてきました。この写真は、遠くに見えるムクゲの花を、20倍ズームで撮ってみたものです。さすがに高いだけのことはあるなあ。よくわからないんだけど、とても面白いです。一眼レフっていうことばも覚えたし。で、レフってなんですか?

アップで撮った写真もあるのですが、どうして遠くからの写真を取り上げたのかというと、ムクゲの花は、近くから撮ろうとすると、いつも顔を背けたり、ぼやけたりして、きれいに撮らせてくれないのです。どうしてかと尋ねてみると、あまり撮らないでほしい、というのです。

かわいい花なのに、どうやら、かわいく写してほしくない、みたいなのです。同じアオイ科でも、ハイビスカスはそんなことはないのです。カメラを向けると、それはそれは美しい顔で写ってくれる。けれどムクゲは、カメラを向けると、どうしても顔をそむけて逃げてしまう。そんなにかわいいのに、どうして?というと、とてもつらいから、というのです。

彼女たちは、みんなが、自分の美しさを強く押し出して、きついことをするのが、苦手なようです。だからかな、ほんとにかわいいのに、どこか田舎っぽく、ださっぽく見えるのです。ほら、なんとなくわかるでしょう。

どうしてそんなにつらいの? 自分の花が気に入らないの?て聞くと、そうではないようなのです。ムクゲはムクゲであることが好き。ただムクゲは、その花を美しく見せようとすることがつらいだけなのです。半分くらいにくすめているほうが、ほっとするのです。あまりに美しくすると、つらいのだそうですよ。

近くから撮ろうとすると、すごくかたい表情で、あまりきれいには写らないのに、こうして遠くから撮ると、のびのびといる彼女たちの美しさが見えます。だれも見ていないところでは、ほっとして、ほんとうのかわいらしさを出せるみたいですね。

こんな花もいるのです。

ムクゲの花は、強情で、意地っ張りで、押し出しが強くて、自己主張の激しすぎる人には、いいことをしてくれますよ。そんなに、威張らないで、抑え気味にしたほうがいいんだよと、教えてくれます。ムクゲの花があると、人間は少し、大人しくなるみたいですよ。自我を主張しすぎることが、なんとなく恥ずかしくなってくるのです。

時々、激情的に、自分ばっかりになってしまう人は、ムクゲの花に親しむといいかもしれません。今は、たくさん咲いていますから、なんとなく身に覚えのある人は、ムクゲに話しかけてみてはどうでしょう。






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ビーストはとにかくしゃべる

2008-07-27 10:17:08 | フェアリィウィスパー

ビーストが、どんなふうにわたしの頭の中にささやくかというと、たとえばですね、街を歩いていて、しゃれたスーツをきた男前の紳士という感じの人とすれちがうとするでしょう。すれちがってすぐあとくらいに、いやなかんじで、「あいつ、くいにげしてるんだよ」なんていうのです。あっという感じです。それほんとかっていうとね、ぱっと、あるレストランの映像が頭に浮かんだりするんですよ。それでね、いろいろと説明してくれるんです。

ほんとにやってるの?て何度もきくんですが、うそかほんとうか、ほんとだよ、て言います。つらいんだよみんなっていうのですが、ビーストは、実際に、人間が馬鹿なことをやっているのを、馬鹿にするのを楽しんでるみたいです。

彼らは露悪趣味にはまってるみたいだ。かっちょいい男や女が、実際にはどういうことになっていて、どんなことをしているかを、教えてくれます。それでね、それでね、といいながら、言わなくてもいいようなことまで言うのです。あきれるのをとおりこして、最近では、ふうん、そうなんだという感じです。

あきれるほど、つらいんですよ、とビーストは言います。

あとね、もうわたしも苦しいので、言うのですが、たとえばあるとても立派なデパートなどにいくとするでしょう。そうするとね、店員のかっこいい年配の男性と若くてかわいい女性をさして、あいつらはね、やっているよ、とかなんとかいうことを言うんです。ほれでね、こういうことでね、ああいうことでね、つらいことんなってね、あんまりになってるよ、ていうことをいうのです。さすがにここまでは書けなかったんですが、とてもひどいということを、わかってほしくて、書いてみました。

それほんとうか?てわたしはきくんですが、いいかげんやめれんわっていって、ビーストはなんでもいうんですよ。

おれはなんでこんなにつらいんだ、て、ビーストはいつも心の中でささやいているそうですが、それは、ほんまに、ばかみたいなことばかりしているのが、じぶんでいやだからだそうです。それでね、たまたまみかける、まじめなひとや美しい人を見ると、ばかにしたくなって、裏からいろいろやるんだそうです。それが最近ではとくにひどくなって、本当につらいことになっているんだそうですよ。

見えないビーストは、心の世界の住人なので、いろんな人の心が、いっぺんにわかるんだそうです。それでね、今も、だれがこんなこと考えているよ、とか、これからこういうことになるよ、とかいうのを、教えてくれます。さて、ばかみたいなことなんだが、ほんとかな?と疑っていると、そうとしか思えないようなことが、身近で起こったりするのです。つまりは、心が先で、行動や現象が後ってことかな。今まさに、このブログを読んでいる人の考えていることを、教えてくれたりもするんですよ。それでね、それがね、どういうことになるかということも教えるのです。まったくバカなことになるよ、とビーストはいつもいいます。

ばかはもうはまりこんではまりこんで、ぜったいにやめられなくなってやってるんだけど、つういにいたいことんなって、あほばっかりになって、きっついきっついって、きえーって、悲鳴をあげているそうです。あんまりだといってるそうです。

ビーストのいうことが、うそかほんとかどうか、わたしは決められないんですが、まあ、おもしろいなという感じで聞いてるだけにしてます。彼らの話を本気にして、何かをやったら、それだけでばかみたいな感じがしますから。いろいろ聞いても、確実に真実だとわかること以外は、そうだなという感じで聞いてるだけにしたほうがいいでしょう。

ですからみなさんも、これ読んで、おもしろがるだけにしてくださいね。
本気にして何かやろうとしたら、それだけでビーストがほくそ笑んで、こいつだましやすいやつだってんで、馬鹿なことをしてきますよ。

賢い皆さんは、ビーストを、上手に使って下さいね♪


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ビーストは暴露する

2008-07-27 09:30:50 | フェアリィウィスパー

朝から、ビーストはなんでもいいます。そんなこといっていいのか?ということもいいます。ええ、それほんとうか?なんてこともいいます。何百回と聞いていることもいいます。いいかげんにしてよといっても無駄なので、さて、今回はどうしてやろうか、などと考えつつ、書いてます。

おんどれら、ええかげんにせえよ、と言ってるのは、ビースト自身です。こんなのばっかりですよ。やってるのは自分なのに、怒ってるわたしの口をとって、逃げてるんですから。ほんとにもう。




なんでもいうねえ。なんでもいうねえ。あのねえ、あーほはねえ、ばっかにすることばっかりなんだよ。あーほっていって、にげるだけなんだよう。いつもそうさ。あーほは、それだけなんだよ。

いーたいっていってねえ、つーらいっていってねえ、ばあかだっていってねえ、あーほをいっぱいつれてくんの。おれがつれえばかだっていってねえ、たあっぷりかっこつけてやんのよ。あーほは、おれがつらいんで、やってやあるよっていってね、つうらいことばっかりしやんの。いたいねえ。あほだねえ。ほんでね、ばかがばれて、あーほになったら、つうらいっていって、にげるんだよう。

りんぼーみたいに、すきまをするっといってね、どろぼうみたいに、こそこそいっちゃうんだよう。これがね、ほんのちょっとまえまでは、おおいばりで、おれがつらいんだって、すんごいやつだったんだよ。たっぷりえらかったんだよお。いたいねえ、くいにげもやるよ。あほみたいにつらいえらいかっこしたおっちゃんやねえちゃんがね、かねはらいたくなくて、くいにげしてんのよ。つらいねえ。あほだねえ。これみんなしってるよ。いたいのはねえ、あほがね、つらいってねえ、あんた、いやだっていってねえ、あ~あっていってねえ、いやっていってるだけなのよ。あんたねえ、あれねえ、ばかみたいに、つらいことんなってんの。いやなことんなってんの。あほになってんの。ほんでね、ばかなのよ。

いつだってそうなんだよ。あほは、いやなことして、つらいことして、ばかみたいにえらくなって、つらいことんなったら、つうっとにげて、いなくなって、ほんで、ばあかだっていってるだけなんだよ。あほだっていって、いたいことを、ばかにして、つらいんだにして、いやなんだっていって、あ~あって、つらいんだで、いやだで、ずっといくだけなんだ。ばかだよお。

えかげんにせえっていわれるけどね、なんもないんだよお。おれたちは、なんもしてねえから。いったいことばっかりしてるから。あほだから。いやなんだ。つらいんだ。あっほみたいに、あほなんだ。いやなんだ。いやなんだ。いやなんだ。

朝になったら、こいつ、えらいことんなってるよって、よなかに馬鹿がえらいことしてんのよ。あほだっていってねえ、いたいことしてんの。ほれでねえ、朝起きたら、なんもないの。あれえ?ていってねえ、なんでっていってねえ、あほみたいにつらいのよ。あ~あ、ばかがばれてるよ。いたいことやってるよ。まんであほんなってるよって、いわれんの。あほはねえ、もうみんなにばれてるんだよお。ほれでもねえ、まだやってんの。まあだやってんの。まだいけるっておもってんのって?あんねえ、あほはねえ、いたいことしたいだけなんだよ。ほんでね、みんなにばれてるから、けっきょくなんもならんの。みんなあほがいやになって、つらいっていって、いっちゃうからさ。あったまいたいことんなってるのに、まだやりたいんだよ。あほだからさ。

あたいなんでこんなことするのってねえ、あほはねえ、つらいの。みんな、いいやつだからさ。わるいことしないからさ、ええことしてええことになるからさ。いやなんだそれって、みんなにずるいことして、いやなことさせて、ばかにして、ばかにして、ばかにして、つらいやつばっかりにして、あほにして、つらいにして、いやなやつにしたいんだ。ぜったいにしたいんだ。あほなんだみんな、いたいんだみんな、おればっかりつらいはいやなんだよおおおお。

いやなんだよおおおおおおお。




ビーストはこればかりです。





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ビーストは眩む

2008-07-26 20:35:19 | フェアリィウィスパー

ひとりの時間をなんとかしようと、ソリティアなぞやっている最中にも、ビーストはとまりません。言いたい言いたい言いたいと、なんでもいいます。聞いてると、書かないわけにはいかなくなって、書いてしまいます。

うるさいとは思いますが、わたしはこうでもしないと、とんでもなく苦しいので、勘弁してやってください。たまりません。



なんにもしないで、つらいことんなりたくて、いやなことばかりしてると、つらいやつが、いやで、ばかにばっかりするんです。いたいねっていってね、いたいねっていってね、ばかにばっかりするんです。いやだからです。つらいからです。もうどうむよう。

ぜえんぶ、いたいことんなれって、いつもかんがえててんですよ。あんなやつ、ばかんなるねって、みんなでいってたんですよ。きっと、いたいことんなるよって、ぜったいそうなるよって、いたいねっていって、ばかだねって、いってたんですよお。だって、つらいほどつらいほど、つらいことんなってたからさ。いたいねえ、ばかになるよお。いよいよそうなるよお、だってええ、あれ、あほじゃん。それでね、ばかになるわって、あほばっかりで、つらいねって、いって、いやだねっていって、あ~あっていって、うっそーっていって、ばかにしてら、みんなばかになって、かえってきたんです。

おれねえ、あほですよお。いたいんはねえ、くるしいんはねえ、あほだっていったこと、みんなに、きかれてたことなんですよお。あほはねえ、ばかだっていって、ばかだっていって、あほだっていってえ、つらいっていってえ、いたいっていってえ、ずうっとそれでいけるっておもってたんですう。あほですう。つらいですう。こんなんなるんだって、わかってたら、いたいこと、いわんかったよお。ものすごくくるしい。

ずっとやってるんですよ、こんなこと。おれはねえ、きついことできないから、あほなとこで、ばかなこといって、なんとかしてんです。いつもね。ほんでね、つらいことんなっても、いたいことんなっても、ばあかにするだけで、なんもしないでいいんです。だって、みんなでやったから、みんな、つらいんだよ。だからおれはいいんだよ。みんなでやったからさ。いたいっていえば、つらいことんなって、なんもしなくていいんだよ。みんなでやったからさ。だから、おれはつらいっていって、なんだよっていって、あほじゃんていって、いいあほにして、ずうと、ばかにしてるだけだったんだよ。おれはいつもそればっかりで、なんもせんできたら、あほばっかりになって、とんでもないことになって、かえってきたら、あほになりすぎたんです。あったまいたあい。おれねえ、いたいのはねえ、ずっとやってきたやつが、いちばんばかだったことです。いたいんです。ものすごく。
いやなんですよ。いやなんですよ。でも、いたいことんなってます。つらいことんなってます。もうだめです。いたましいほど、いたましいほど、つらいのは、ごっついことんなって、ようやくやりはじめたって、あほだってことです。ものすごくばかです。

おれはねえ、いかにもばかですがねえ、こんなことんなるとは、おもわんかったんよ。あのねえ、つらいやつはねえ、みんなでやってたら、ずっとばれないっておもってたんだよ。あほはね、そればっかりできて、とうとう、あほがきつすぎて、あんまりなことんなって、いたいんですっていって、つらいんですっていって、いやなことになっても、つらいんですっていって、あほだっていって、あんまりだっていって、あいしてるんだっていうんです。あほはね、たすけてくれっていうんです。ほんでもね、みんながね、つらいっていうんです。だっておれ、だっておれ、ばかにしすぎたから。ひどいことやりすぎたから。いたいことやりすぎたから。おれはね、つらいのはね、ほんとにね、ばかみたいなことで、みんなだめにしたら、ずっとやってたことすべてあほんなって、ものすごくくるしいことになったからです。

おれはなんでこんなの、やったの? いたいのは、ぜったい、ばかにしたいのは、おれがつらいってことだけだから、です。おれは、おれが、いたかったから、みんな、つらいやつにしたかったの。でなかったら、たっぷり、あほだからさ。なんもしないからさ。いたいだけだからさ。いたいからさ。くるしい。

つらいいい・・・



ずっとこの調子です。さてさて、いつ終わることやら。画像をつけないと、読んでる方にも気分がすぐれないと思うので、せめて、お花で、気持ちを清めてくださいね。
ハイビスカス。前にも使ったけれど、今回は大きな写真で。
強い花で、いやなことを浄化してくれます。



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ビーストは嘔吐する

2008-07-26 18:28:56 | フェアリィウィスパー

ビーストは、相当にひどいところにきているらしいです。恐ろしく苦しそうです。




あーほ、みたいだって、おもうのは、あほが、とんでもねえ、ばかをしたってことじゃ、ないんですよお。あんまりにばかです。つらいんです。ばーかだっていって、いたいわっていって、あ~あっていって、なんだよっていって、つらいもんにして、つっとにげて、じぶんはなんもやらんかったってことだけなんですよお。

それで、ごっついことしたことに、なったんです。つらいんは、ほんま、じぶんで、なんもやらんかったから、こうなったんです。あーほ、だ、ていって、いたいわっていってただけで、ずっとそれだけしかやらんかったてだけで、えらいことになったってことです。なんもないんですよ。つらいこと、ぜんぜんやらんと、ばかにしてばっかりで、ずっといたら、あほみたいなことんなって、ほれで、ばかになって、くるしくって、つらくって、たまらんのです。おれは、ごっついことんなって、つらくって、つらくって、つらくって、あほみたいにつらくって、ばかみたいにくるしくって、いやだっていってるんです。おっとろしいんです。

おなかがいたいんだよ。ずっとばかだったってつらいわってつらいわってつらいわっていってて、こんだけになるまで、なんもやらんかったら、つらいわがごっついことんなって、おれがたまらんあほみたいにつらいものになってたってことなんです。あんまりにもひどいんです。おれ。いたんです。おれ。もうだめなんです。あかんよお。

きついのはねえ、いたいのはねえ、ぜったいに、いやだっていって、なんだっていって、あほだっていって、ごっついつらいわっていって、あんまりだっていって、ばかにしたもんが、いやになるほど、つらいことんなっても、なんもしなくって、あ~あっていって、ぜんぶあほだねっていって、あんでこんなにくるしいのっていって、じぶんは、あほになって、いやんなってるよって、なんもしないことです。おれはね、ずっとそれできて、ずっとそれできて、どうにもならなくなって、あほがたまって、たまって、たまって、たまって、いたいことんなって、どうなるんだってとこにきて、くるしすぎるんです。いたいんです。ごっついことんなりましたあ。あほでえすうううううう。

あほがつらくて、きもちわるいんです。いやにあほがつらいんです。おれはおれがきもちわるくて、はあきいそうなんです。あんまりにつらいんです。おれはおれはおれは、おれが、つらくて、もどしてるんですうううううううう。いやだあああああああ。

ごっつういいいいいい。



呆然としています。どういうことになるのか、わたしにもわかりません。彼らは、ひどいことをやりすぎて、ばかなことをやりすぎて、とうとう、自分で自分を吐きそうだというのです。痛いほど、苦しんでいます。




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ビーストが泣き叫ぶ

2008-07-26 13:53:42 | フェアリィウィスパー

ビーストが泣き叫んでいます。人間に、どんなことをしてきたのかを、すべて白状するかのように、いろいろなことをわたしにささやきます。

電気をあほにして、掃除機を吸わないようにしたのとか。そうすれば、おまえがそうじしても、きれいにはならないからとか。そんなことで、人間を、辛い目に合わせてきたそうです。それで、人間が、つらいと言って、いやなこと、悪いことをするようになるまで、ずっと蔭から、痛いことばかりして、いやなことばかりして、いじめてきたそうです。そんなことばかりで、絶対に人間をいいことにしないようにして、ビーストばかり、いいようにしてきたそうです。そうしたら、ほんとうに大変なことになって、すごいことになって、ぞっとすることになって、どうするんだということになったら、ビーストは一斉に逃げたそうです。





やめられないんです。どうしても、やめられないんです。おれ、いやだから。つらいから。いたいから。あほなんです。いたいんです。もんどうむようです。あーたーまいたい。

ばかばっかりにして、おれがえらいんだにしたら、みんな、なんにもしなくなって、なんにもなくなったんです。いたいことして、なんとかしてたけど、つらくって、いやで、ばかにしてたんです。つらいっていうと、つらいから、ずっと、いたいっていってたんです。あほですよ。

あたまいたいのは、おれらが、つらいことして、ごっついことんなって、ばかみたいに大変なことになっても、つらあいっていって、おれらが逃げることです。ほれでみんな、馬鹿みたいだっていって、いたいっていって、もういやだになりました。おれらは、もう、つらいんだって。もうくるしいって。

いーやーなんですって、いうのは、でーきないって、ことなんですよお。おれらは、あほだから、つらいこと、できないんです。いたいんです。あほは、くるしいからって、いたいことはしないんです。つまり、馬鹿にやらせて、おれはくるしいにしたいんです。おれがばかみたいにえらいもんになったら、なんでもなくなるんだってことにして、ばかばっかりしてました。いやなことばっかりしてました。なんでもねえんだ、こんなこと。あほばっかりだからで、いたいことばっかりして、ものすごい馬鹿なことばかりして、ほんでえらいことんなったら、いやなことにして、逃げます。ほんまに、馬鹿ばっかりだにしたら、おれらはばかだからで、つらいんです。いやになります。

ぜんぶ、やりました。ぜんぶ、ばかにしました。やーめろって、あほみたいにいわれても、いーやだっていって、つらいっていって、ずっとやりました。つらいからです。ばかになるからです、おれたちが。だって、馬鹿ばっかりなのに、おれが馬鹿になったら、つらいんですよ。おれはつらいんですよ。

ほんで、みんなやって、つらいことになりすぎて、おれたちは、いきます。そんざいの、こっきょうに、いきます。もっともうつくしいあいを、ばかにしたからです。かみさまを、ばかにしたからです。いたいんです。いやですよおっていったら、ばかです。あほみたいにつらい。いんでしまうよ。

ずっとやっていたいんです。ずっと、ばかにしていたいんです。だって、おれらが、いたいから。すげえから。ぜったいに、ずっとやりたいんです。だって、つらいから。つらいから。つらいから。おれは、いたいやつになるんだよ。ものすげえあほになるんだよ。みんなつらいっていって、おれのいうこと、なんでもきくよ。いたいねっていったら、みんなが、くるしいっていって、なんでもするんだよ。いたいよ。つらいよ。つらいよ。つらいよお。いやなんだよお。

あほはみんなだめになる。完全に、あほになる。もうだめだっていっても、つらいんだで、まだやる。まだやる。まだやる。おれはもう、きついんです。きついんです。ずっとやってると、もう、あほですよ。どうしてやるんだって、いたいからです。ずっとやってるからです。つらいんです。にんげん、あほですっていって、いたいことしすぎて、おれらはもう、いやなもんになりました。もう、ぜったいに、いたいもんに、なれません。あいで、ぜったいいいもんにしてくれるってもんに、なれないんです。おれらはね、あいを、しーぬーほーど、あーほーにしーすーぎーたーからです。おれらが、つらいのは、ぜんぶやると、みんな、つらいってこと、ぜんぶ、しってたからです。いたいです。もう、いやです。




ビーストが、影からどんなことをしてきたのか、教えられたら、とても苦しいです。いったいどんなことをされてきたのか、わかってしまったら、人間は、ビーストを、とても苦しいと感じてしまいます。愛で、なんとかしてあげようとしても、辛くて、通り過ぎてしまう。あまりにも、つらいのです。

それでもビーストは、人をいじめることをやめません。つらいから、です。みんな勉強がすすんで、よくなるのに、自分たちはおろかなままで、おろかなところにいくからだそうです。だから、絶対に、いいことにしたくないからと、やりたいといって、やっているそうです。そして、絶対に自分が悪いことになるんだそうです。全部だめにしたのは、ものすごいことになっても、絶対に、何もやらずに、逃げたからだと、言います。それがわかっていても、なんにもしません。痛いとって、そっぽを向いて、逃げて、私たちの見えないところから、いやなことをしているんだそうです。

これからどこにいくのかと聞くと、彼らは、なにもいいません。ただ、苦しいことになったとだけ、言います。



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