今日も2本更新です。体はあまり動きませんが、頭の中を嵐のように、発想が吹き荒れている。毎日毎日、それを捕まえるのが大変です。
大漁につぐ大漁なのですが、さてそれを表現するのがこれまた大変だ。でも、とにかくがんばります。さてさて。
今度の画像は、ハマボウです。先ほどのヘクソカズラと同じく、昨日お山で撮ってきました。美しいでしょう。なんだか、はっとするほどきれいな人に出会ったような、そんな気がするでしょう。
あまりにきれいなので、ぽかんとして見とれてしまいそうな。人間だったら、こんな美人がいるのかと、ぶしつけを承知でずっと見つめてしまいそうな。すばらしい美人。めったにいません。
タイトルはもちろん、世紀の美女、ダイアナから頂きました。彼女は本当に美しかったですね。結婚式のときの姿など、まるで夢のように美しかった。ほんとうに、薔薇のようでした。あの姿だけは、一生忘れられそうもありません。
その美しさゆえに、たくさんの人の嫉妬を浴びて、その人生は苦しいものとなってしまいましたが、今でもわたしは、彼女が最高の美人だと思っています。彼女がいたなら、きっとイギリスは、ほんとうに美しい国になったことでしょう。
なぜなら、真実美しい人は、人々の魂を、美しい行動にかきたてるからです。本当の美は、周囲の人に、美しいことをさせてしまう。あまりの美しさゆえに、彼女のために、すべてをやってしまう。本当にそうなってしまうのです。美とは、あまりに強い力だからです。
ハマボウは、このように、本当に美しい花ですが、普段はうつむき加減で、花びらを硬めに巻き込んで、それほど美しさを強調しません。目立たないようにしています。それは、彼女が、美しさが、力だと知っているからです。普段から美しさを強調しては、皆が苦しむから、抑えている。それが美しさというものだと、ハマボウはしっかり知っている。
どんなに美しくても、その美しさを強調しすぎて、いつも出しっぱなしにしている美女は、美しくないのです。だって、醜いことのために、その美しさを使おうとしているのですから、それはそれは、美しいがゆえに、醜いのです。
ですから、本当の美女は、その美しさを、発揮すべき時以外には決して発揮することがありません。その美しさが必要なときだけに、もっとも美しい姿を、人々のために見せてくれるのです。そして人々の魂を美しい行動へと導く。美しい愛のために、人々はたくさんのことをしていく。そして彼女のいる世界は、美しいことをする人でいっぱいになり、ほんとうに美しくなっていく。
その美しさの真実を、この世界で表現するために、彼女は自らはあまり行動せず、じっとして、その美のために、あらゆる忍耐をします。美しい人は、美しくないことをしてはなりません。だからこそ、普段は美しさを控えめにし、学びを怠らず、目立たないところで大事なことをするようにするのです。
彼女を、「陰の美女」といいます。美しいがゆえに、その真実の自分を発揮することを抑え、自らの存在を、すべての人に与えるべく、ただそこにいる。
美しい人がいる。それだけで、幸せだという人がいるでしょう。その幸せを与えるためには、美女は美を裏切ってはならないのです。そのために、とにかくたくさんのことに耐えなければならない。
難しい仕事なのですよ。