熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

納得できますか?13年超車への自動車税15%加算

2015-05-02 21:47:32 | 日常の出来事・雑感
自動車税の納付書が送られてきました。
税額は、標準課税額45,000円のところが、我が家の愛車は13年を超えていることから15%加算されて51,700円。昨年まで加算割合は10%だったのが、今年から15%だそうです。

「グリーン化税制」と称する税制に基づき、新車登録から13年を超える車は、環境負荷が大きいため、その分税金を高くすると言うことらしいですが、毎年この説明には納得しかねております。

燃費に関しては郊外走行で8~9キロ前後と、決して良くありませんが、今でもこの程度の燃費の新車は存在します。
NOxについては、今の排ガス浄化装置と比べれば、排出量は多いことでしょう。

その意味では、確かに新車に比べると環境負荷は大きいかも知れませんが、環境負荷を論ずるなら、乗れる車をスクラップした後、リサイクルされない資源の無駄遣い(重量比20%前後)と、新車の製造過程で工場から発生する排ガスや排水が与える環境負荷も考慮されてしかるべきではないでしょうか。
要は、13年を超えても乗り続ける場合の環境負荷(度合いは走行距離に左右されますが)と、新車を製造する過程で生じる環境負荷・資源の無駄が比較されたうえで、やはり13年超の車に乗り続けることの方が悪いとなれば納得できます。

一部には、グリーン化税制の名のもと、経済活性化のため新車への買替えを促進するため、政府と自動車業界が結託して作り上げた課税策との指摘もあります。満更、うがった見方でもないような気がします。

いずれにしても、古い車は悪いと決め付ける前に、誰もが納得できる説明をして貰いたいものです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする