熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

中世の面影が残る町、ゲントへ 2015年5月26日

2015-05-27 03:14:31 | 海外自転車旅
今日の目的地は、ブラッセルから西へ約70キロ行ったゲント、中世の面影が色濃く残る町として知られています。

ベルギー国内を走るのは今日が初めて。オランダと違って車との併走区間が多く、郊外に出るまで緊張しました。

一応、自転車用の車線はあるにはありますが、やはり併走には気を遣います。それでも、日本とは比べようがない程、自転車に配慮されています。


ゲントに向かう途中の一コマ。北海道の富良野を思い出します。


ランチ休憩でサンドイッチを食べだすと、辺りから20~30羽ほどのカモが集まって来ました。自然の豊かさを実感します。


ブラッセルを出発して約6時間、ようやくゲントに到着。

運河沿いの町並みが綺麗です。




ゲントに到着して、まず向かった先は「聖バーフ大聖堂」




ここで見逃せないのが、ファン・アイク兄弟の手による大祭壇画。
2層からなる祭壇画ですが、特に有名なのが下、中央の「神秘の子羊」
中世フランドル絵画の傑作と称賛される見事な祭壇画です。

(写真撮影禁止のためネット上から引用)


大聖堂脇にあるファン・アイク兄弟の銅像


次に訪れた場所は、ゲント観光の目玉となるレイエ川沿いに並ぶギルドハウス。
当時の商人たちの富と力の象徴として建てられた古い建物が並んでいて、中世にタイムスリップしたような気分にさせられます。

グラスレイ
東側には、自由船員組合、小麦計量検査官、メーソンなどのギルドハウスが建ち並んでいます。


コーンレイ
西側には、非自由船員組合のギルドハウスや元ビール醸造所などが建ち並んでいます。


古い家並み(ギルドハウスでありません)が残るクラーンレイ


クラーンレイ対岸の古い家並み。
この辺りは、どこに目をやっても絵になる光景です。


中世の屋内肉市場、1410年完成


大祭壇画とギルドハウス群を目にすることができ、ゲントを訪れた甲斐がありました。
明日はブルージュに向かいます。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする