羽ばたく京の宇宙の科学者たち
公家であった冷泉家に保管されている藤原定家の残した日記「明月記」の中には、安倍晴明の子孫の
観測した超新星(客星)の記録3件が記載され、20世紀前半の世界の天文学の発展に大きな貢献を
しました。
超新星と言うのは新しくできた星と言うのではなく、星の最後の形として爆発し、壮絶なスピードで宇宙に
広がって行く末期の姿を言います。
その超新星の爆発の明るさを1006年に観測したと、他の1054年・1181年にも観測したものと
一緒に藤原定家の残した日記「明月記」に記録が記載されて1000年の時を越え、今のような高感度の
望遠鏡などなかった平安の世にどうして観測できた? そしていかにして世界に知られるように?
そんな最近明らかになった興味深い歴史を京都大学の宇宙地球科学者が研究されていて
京都千年天文学街道として天文と歴史の探訪ツアーを計画されています。
それに先駆けて【大宇宙。遙かな旅路】とした講座が朝日カルチャーセンター中之島で行われました。
二ヵ月前の募集に応募していて、その権利に当選していたので午前中で仕事を片付けて
クールシェアを兼ねて行ってきました。
内容については今日はもう眠くて限界なもので、明日に続きます。