14日 21時26分ごろの熊本県を震源とするM6.5 最大震度7強の地震は、今日未明からの
8回ほど連続した震度6強の地震の予震だったと発表されました。
それにしてもひっきりなしに余震が続いています。
震度については一昨日の方が強かったのですがマグニチュードは今朝の方が大きかったからで
「マグニチュード」は、地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしで、「震度」は、ある大きさの
地震が起きた時のある場所での揺れの強さのことを表しすからです。
いわゆる地震の持つエネルギーの大きさは「マグニチュード」だからです。
東日本大震災の海底プレート型とは違って阪神淡路大震災に似た活断層直下型だったようです。
と言ってもまだ続いていますから過去形ではありませんね。
今回も今現在で40人の犠牲者で今年大学に入学したばかりの若い学生も居ました。
21年前の阪神淡路大震災の経験者としてテレビのニュースなどを見ていて、九州新幹線や
高速道路が停まっている中、報道陣や初期の支援物資、救援部隊の到着が早かったなぁと
言うことです。
大手の日通やヤマト運輸なども配達に遅れが出たりして目途も立たない中です。
阪神淡路大震災の時は地震慣れしていなかったために初期の動作がとてももたついた記憶が
甦ります。
決して支援物資や救援部隊が足りているということではありません。
初動が早かったということです。
これは阪神淡路や中越、東日本の大きな震災の経験が生かされ訓練されてきた。
縦組織や縄張り意識の縛りが緊急時には邪魔になっていたのが、少なくとも溶けてきたように
思えました。
各団体の医療団や備蓄食料管理団の行動もスムーズだったように感じました。
募金や支援物資の募集も昨日の朝には動き出していましたね。
あとは継続して交代要員が続いて初動してくださった方々のみに負担を掛けないようにする
ことが大切だと思います。
スマホや携帯電話の普及と利用者の多いことも素晴らしいと思いました。
電気が途切れていてテレビ・ラジオの情報も届かず、別の地方に居る親戚や友人から情報を
もらって被害状況・救援場所などを知る方も多かったようです。
350回以上もの体感地震を受ける心身共のダメージは計り知れません。
とにかくこれ以上の犠牲者や被害が増えないことを祈ります。