夏至から数え て11日目頃。
梅雨の末期で、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える 多湿で不順な頃と
されています。
太陽黄径100度の頃で今年は7月2日(日)。その日から5日間をいいます。
ほんまに多湿の夏に慣れていない身体には堪える猛暑が続きます。
農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でもこの後は田植えを
しないという習慣がありました。
地方によっては、ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業を
しないようにという戒めになっているようです。
田植えを済ませた農家では、この日の天候で稲作のできを占うそうで、良い天気でしたね。
もっともこのお天気は関西、それも私たちの中・南部で北・中部は大雨のところもあった
ようでした。
北陸から関東にかけても梅雨前線の停滞で避難勧告が出ている地域もあったと聞いています。
この時期に関西ではタコを食べる風習があると奈良へ来た頃に初めて知りました。
植えた稲の苗がタコの足のようにしっかりと根付く様にとの祈りが込められていたとか。
そんな昨日はスーパーに行ったらエンドレスでそんな説明が何度も繰り返されて、釣られて
買ってしまいました。
買ってしまったら担当は自分になってしまいます。
定番の酢の物に。 ちょうど先日(27日)のサザエを送ってくれた人が第2弾のサザエを
また送ってくれたので、今度はサザエ飯にしました。
もうこうなったら魚介のオンパレードでアサリ汁もついでです。
それにカネフク・めんたいパーク南港のメンタイソーセージまで
こればっかりではとベランダのプランターで伸び放題のスイスチャードも鉄分とビタミン
補給にベーコンとオリーブオイル炒め
まあこれで半夏生も乗り切れるかと思いました。
ところでベランダのプランター。
パセリも作っていたのですがここ最近元気がない?と 昨日によく見てみたら なななんと
お友達が遊びに来ていました。 これも半夏生でしょうかね?
真っ黒な5mm程度の一齢幼虫から、ほぼ成虫前のものまで7匹ぐらいピンセットで取らせて
もらいました。