昨日今日明日と仕事は三連休です。
と言っても明日は日曜なので元々休みですが。
暇に任せて京都の大谷大学博物館に行ってきました。
東本願寺における画事は、狩野派から分かれた京狩野派の祖狩野山楽、二代山雪、そして三代永納、四代永敬らが担ったと記録に残っています。
第一章では東本願寺の歴史に大きく関わる作品を、第二章では歴代自らによる、あるいはその意向を反映して制作された作品を、第三章ではかつての東本願寺が所蔵した近世・近代の巨匠たちの作品を中心に展示されていました。
ついでに京都文化博物館にも回って来ました。
奇しくも同じ江戸末期頃の狩野派からの継承者の作品が展示されていました。
鮮やかな色彩の花鳥画を数多く残した日本画家、石崎光瑤( いしざき・こうよう)の画業を紹介する特別展「生誕140年記念 石崎光瑤」が京都文化博物館で開催されています。
明治後期から昭和前期にかけて京都を中心に活躍し、 鮮やかな色彩の花鳥画を数多く残した日本画家、石崎光瑤。
光瑤は1884年富山県生まれ。 石川県の金沢に滞在した江戸琳派の絵師、山本光一に師事し、 その後19歳で京都に出て日本画の大家である竹内栖鳳に入門しま した。
光瑤は早くから伊藤若冲に関心を持ち、 1925年には若冲の代表作を発見、雑誌に紹介した。 さらに若冲のみならず、京狩野をはじめ広く古画を学習し、 制作にも活かしました。