リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Let' note R1

2009年02月23日 13時47分06秒 | 日々のこと
もう8年以上前に買ったパナソニックLet's note R1を、ナクソス・ミュージック・ライブラリ専用マシンにしています。現行のシリーズはR8で、代々改良が加えられ、すっかり熟成したマシンになっています。でも初代もとてもよく出来ていて、ボディは堅牢、まだ結構新しく見えます。使いまくったせいでさすがにキーボードは表面がすれて、下の黒いプラスチック地が見えているものもあります。

当時、重量1キロを切って、バッテリの持続時間6時間は画期的なスペックで、他のノートパソコンを引き離していました。ハードディスクが20ギガと小さかったので、本体をこじ開けて60ギガに換装しました。この作業は結構大変でしたが、長く使うことができたのはこの60ギガの功績大です。最近、ハードディスクの中身を工場出荷初期状態に戻しましたので、Windows XPも軽快に動いています。

このXPはSP1なので、SP3にヴァージョンアップしようと思いましたが、ドライバーの入れ替えなど、かなりきちんといろんな手順を踏まないと動かないことがわかりましたので、やめました。自作のデスクトップだとそういうのは簡単ですが、市販のノートパソコンはややこしいです。SP1に対応している、無料のワクチンソフト、Avastを導入しておいたので、まぁ何とか大丈夫でしょう。

実はこのマシンをナクソス専用にしようと思いついたのは、2、3ヶ月前でした。しかし何故か以前このR1にきちんとささっていた無線LANのPCカードがうまくささらないないので、あきらめてました。他のPCカードはささるのですが、全く同じピン穴数で形状も同じ無線LANカードだけがささらないんです。何度やってもだめなので、原因不明のまま放って置いてありました。

最近ふとまた思いついて、刺さるカードとその無線LANカードを詳細に比べてみました。穴の数は同じだし、先端の切りかきも同じ・・・で、さらに見ていくと根元付近に気持ち段差みたいなものがありました。ひょっとしてこれかも、と思い、少し上に上げながら入れてみると、あらら、するっと入りました。非常に単純な原因でした。(笑)ハードが多少(コンピュータ的には相当)老朽化しているので、カードひとつさすのもコツがいるようです。

接続は、さすがにイヤホン出力からではだめなので、余っているミュージック・インターフェース、Edirol UA-1EXをUSBにつないで、その出力をラックスマン製アンプのinputにつなぎました。ナクソス・ミュージック・ライブラリの音質を、持っているCDと比較してみましたが、明確に差異がわかるというレベルではありませんでした。なかなかの音質と言っていいと思います。

以前は仕事に大活躍だったR1、現在ではもう活躍する場もなく、ひっそりと鞄の中に収まっていましたが、これでまた活躍の場ができました。(笑)