リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ミゲル

2009年08月03日 19時21分05秒 | 音楽系
Djangoという、タブラチュアを打つソフトをよく使うんですが、時々サイトがお引っ越しで行方不明になるときがあります。先日も久しぶりにヴァージョンアップをしようかとアクセスしましたが、つながりません。

しばらく昔のURLやらあちこちアクセスしてみましたが、どれもだめです。検索しても、Djangoということばではなかなかヒットしません。有名なジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトなんかがいっぱい出てきます。ま、このタブセットプログラムも彼の名前から取ったんでしょうけど。

それがなんかの弾みに、Djangoのサイトが見つかりまして、最新版をゲットしました。サイトのレイアウトがすっかり変わっていて、リンク集もいろいろ増えていました。


リンク集の中に見覚えのある名前がありました。ミゲルという名で、バーゼルにいたとき、最初の一年間、ホピーのクラスにいた人です。すごく寡黙な感じの人であまり話をした記憶はありませんでしたが、ひょっとして彼かと思ってアクセスするとやはり彼でした。
彼のサイトによると、UT ORPHEUSというイタリアの出版社からバロック・リュートの教則本を出版、新しいCDも出すそうです。

http://www.miguelyisrael.com/fr/?Publications

バロック・リュートの教則本は興味がありましたので、UT ORPHEUSのサイトにアクセスしたら、何ページかサンプルページを見ることができました。タブラチュアセッティングプログラムはDjangoを使っていました。だからDjangoのサイトに名前があったんですね。

なかなか興味深いな内容でしたので、1冊注文しました。届くのが楽しみです。