リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

大きな地震

2009年08月11日 16時33分01秒 | 日々のこと
けさの地震はびっくりしました。阪神大震災の時ほどではなかったですが、妙に揺れが長く続いたので、これはきっと遠いところで大きな地震が起こったのでは、と目覚めたばかりの頭で思っていました。

リュートは、大丈夫だったかな、と思ったとき、そういや昨日楽器を束ねてあるベルトをはずしたことを思い出しました。こういうときに限って備えが万全じゃないんですねぇ。普段は万全なんですが・・・(笑)

ウチのレッスン室に、楽器が数台壁にケースごともたれかけさせているのですが、それぞれの楽器は鎖で壁につないで倒れてこないようにしてあります。そして、飛び上がらないように、各ケースの取っ手をベルトで通してあります。隣の大きな本棚は倒れてこないように、固定しました。楽器に関しては万全です。

でも壁面の本棚の本が飛び出さないような工夫はしてないので、巨大地震が来たら、本棚は倒れなくても、上の方の棚にある重量級の本が部屋中に飛び回ったり、楽器を直撃することになります。棚の左右に鎖を張ればいいのですが、本の出し入れが不便になりしなぁ、なんて思ったりして、まだ手を付けていません。でもちょっと大きめの地震が来ると、すぐにやらなくちゃと思いますが、残念なことに明日から、高山で名古屋バロック協会のセミナーです。うーん、せっかくやる気になったのに。ま、帰ってきたら、今度こそは、きちんと鎖を張ろうかな。(笑)