リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

第2回 Poco a Poco ギター発表会

2011年03月14日 13時26分18秒 | 音楽系
昨日は「第2回Poco a Poco ギター発表会」に行って参りました。これは鈴鹿市を中心にギターを教えてらっしゃるTさんが主催する発表会です。四日市の女性を中心としたアマチュア・ギター・アンサンブル「サルビア」さんが私の作曲した、Morning Menuet という曲を演奏してくださるというので、のこのこ出かけたわけです。

会場は鈴鹿市民会館2階展示室。鈴鹿市民会館は何度も行ったことがあるので、すぐに行けると思いきや、あれれれ、鈴鹿市民会館が見あたりません。探しているうちに、鈴鹿の裁判所のところまで来てしまいました。確実に行き過ぎです。

私が鈴鹿市民会館を見つけることができなかったのは、周りに市役所や駐車場ができて、それらが市民会館を囲ってしまった(というふうに私には見えた)から周りの感じがガラっと変わってしまったからでしょう。市民会館の北側にあった道はなくなって、市役所と「地続き」になってしまっていたし。

ということで、あたりをうろうろして遅刻しそうになりました。さらに駐車場がえらく混んでいて15分くらい待っていたので、完全に遅刻、結局、サルビアさんの出番には間に合わず、本番を聴くことができませんでした。

でも、ありがたいことに、発表会が少し早めに終わったというので、皆様のご厚意でアンコールとしてもう一度演奏して頂きました。椅子や譜面を並べるだけでも大変なのに、本当にありがとうございました。サルビアさんの演奏は、とても可憐で、この曲のスタイル(18世紀中頃のドイツあたりの様式です)を端正に表現していました。皆さんにはこの曲を大変気に入っていただき、作曲者としても大変うれしく思います。帰り際には、この曲の続きを1,2曲作って欲しいとのご要望をいただきました。古典的な組曲にするとちょっと長すぎるかもしれませんので、3曲くらいでまとまるようにしてみるといいかなと思っています。