リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

楽譜ソフト

2011年03月10日 12時02分30秒 | 音楽系
河合楽器が出している楽譜ソフト「スコアプレーヤーFX」のサポート中止の案内が届きました。これはフリーソフトでそういや何かの必要があってダウンロードしたことがありました。全然使ってませんけど(笑)。

メイルでは、スコアーメーカーシリーズはサポート中止、スコアーメーカーFXシリーズはサポート継続とありました。

私が使っている楽譜ソフトはシベリウスですが、日本ではフィナーレが最も有名なようです。フィナーレも以前使っていたことがあり、まだヴァージョンアップの案内が毎年来ます。ヴァージョンアップの葉書が届くたびに、また一度使ってみようかなんて思ってしまいますが、いつも思いとどまっています。(笑)

私が使っていたフィナーレは2003年版ですからもうかなり前ですが、いまだにかつてのユーザーに案内を出すというのはさすがに商売熱心。こういうことが日本で一番使われている楽譜ソフトたる所以かも。

シベリウスはとてもユーザフレンドリですが、ヴァージョンアップの頻度が少ないですねぇ。ま、ヴァージョンアップが多ければいいというわけではないですが・・・それとサポート体制が若干弱いかもしれません。以前はヤマハがやっていて、大会社という安心感がありましたけど、ヤマハが手を引いてから、サポートの会社が2回かわりました。

シベリウスではタブラチュアと五線譜の混在の楽譜が書けますが、フィナーレではどうなんでしょ?ただシベリウスのリュートタブラチュアは根幹はしっかりしているんですが、リズムサイン系が不完全なのと、バロック・リュートなどのバス弦に対応していないという問題点があります。次のシベリウス7では対応してほしいところです。このあたりが完全に対応していれば、フィナーレに乗り換えてもいいんですけどね。