リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

キーボード

2014年06月07日 12時21分24秒 | 日々のこと
キーボードといっても楽器のそれではなくて、パソコンでつかうやつです。何を隠そう、私は大のキーボードマニアなんです。というか完全に満足できるものがなくて次から次へと買っていくというパターンです。折りたたみ式やら超小型も含めますと、もう10何台もあります。

キータッチにはそれほど拘りません。茶軸やら黒軸やらキーを押す圧力が何キロとかいうのはまぁそこそこでいいです。わたしにとって何よりも重要なのはキー配列。基本的には英語配列の方が使いやすいです。日本語配列でもまぁ行けるのもありますが、スペースバーがものすごく短いものはNGです。そういうのを設計した人は多分英文のタイプを経験したことがない人だろうと思います。でも最近では、日本語配列でも長めのスペースバーをもつものが増えては来ていますが。やっぱりスペース「キー」ではなくてスペース「バー」じゃないと使いものになりません。

では英語配列なら万全かというと、ほとんどの英語配列のキーボードは右のエンターが小さいのです。この点では日本語配列の方が使いやすいです。あと重要なのは、FとJのキーについている、ホームポジションを取るための印。ほとんどのキーボードはキーの下端に細い横長の盛りくりあがりがついています。これがその印ですが、やはり真ん中のボッチの方が指で探しやすいです。その点Macキーボードは今も昔も真ん中ののボッチです。さすがですねぇ、よくわかってらっしゃる。

でもMacのキーボードはWindowsでは使えないんです。ブートキャンプで走らせるWindows用のユーティリティがあるのでそれを使ってMacのキーボードが使えないかとわざわざ一つ買い込んで試してみましたが、一部は使えるもののどうして認識しないキーがありだめでした。やっぱりブートキャンプ専用なんですねぇ。マニュアルにはしっかりとブートキャンプ専用と書いてありましたが。(笑)


上が英語配列のACK-230。Enterが大きいです。Fと Jの中ボッチが見えますか。下はRapoo。

長らくSolidyearのACK-230というキーボードを使っていました。この機種、私が見た範囲では唯一の私の希望を満たしてくれるキーボードです。でも長年の使用でFのボッチが擦り減ってしまい、指先でわからなくなってしまいました。10ヶ月くらい前に新しいマシンを作ったのを機にRapooのBluetooth接続のキーボードを使っていました。とてもコンパクトですがその割りに使いやすいのですが、隣のキーとの隙間が少なすぎて指が迷ってしまい時々キーを見なくてはならないときがありました。要するにまったく手元を見ないで使いたいのですね。

そこでやっぱり、ACK-230か、とは思ったんですが、何しろ古い型なので店頭には見当たりません。そこでネットで探して見ましたら、一台だけまだありました。さっそく前は白でしたので、今度は黒いのを注文、購入。やっぱりこちらの方がずっと使いやすいです。おまけに前の白いヤツは少しキーがひっかかるのが唯一の難点でしたが、この「新型」はとてもスムーズ。1900円の品としては十分以上の満足度です。

でもこれがまた使えなくなったら、また探すのが面倒ですので、予備を探すことにしましたが、なかなか見つかりません。そんな中、ヤフオクで当機のオークションが1599円から始まっているのを見つけました。早速値をつりあげ、1699円で入札、見事落札致しました。

写真上、二代目はレガシーなPS2接続です。でももうこの先このインターフェイスを持つマザボはなくなるでしょうから、落札した三代目はUSB接続です。これでここしばらくはキーボードの選択で迷うことはなさそうです。