リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

秋の桑名六華苑コンサート

2017年10月09日 21時00分29秒 | 音楽系
秋の桑名六華苑コンサートが終了致しました。

今回はソプラノの宮澤優子と共演させて頂きました。彼女はオペラを中心に活躍されている方で、リュートと合わせるのが初めてとは思えないほど巧みにリュートの伴奏に乗って歌って頂きました。今回のコンサートは15時開演でしたので、六華苑に来たついでに、という方はいらっしゃらず、当コンサートのために来場された方が大半のようでした。

会場入りした13時頃はそこそこの人数しか来場されていませんでしたが、14時を過ぎたころから徐々に増えてきて、開演時には用意した50席ほどの椅子は一杯になり少し立ち見の方もいらっしゃいました。会場の六華苑洋館ロビーは床に目いっぱい椅子を並べると7、80席くらいは用意できそうですが、なにしろ重要文化財なので、床の強度を考えて50席くらいが限度のようです。


終演後、来場いただいた方々と共に

演奏した曲目は次の通りです。

目覚めよわが恋心(ダウランド)、アマリッリ麗し(カッチーニ)、苦しみこそ甘美なれ(モンテヴェルディ)、ガリアルダ(カプスベルガー、リュートソロ)、ダニー・ボーイ、サリー・ガーデンズ(アイルランド民謡)、赤とんぼ、この道(山田耕筰)、夏のプレリュード(中川祥治)、通りゃんせ(わらべうた)、叱られて(弘田龍太郎)、涙ながるるままに、白き薔薇(ヘンデル)

古典曲以外はすべて私の編曲による伴奏を使用しました。

さて次回は2018年の5月頃を予定しております。まだ具体的には決まっていませんが、久々にチェンバロのコンサートができたらいいなと考えています。